2018年09月

(1082)【守城の人・村上兵衛】明治人柴五郎大将の生涯

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潮書房光人社 
 774ページ 
2013年2月1日発行
 774ページ 
文庫本 
1190円 図書館















「BOOK」データベースより
その生涯に二度「敗戦」の悲哀を味わった風雲児柴五郎―十歳のとき会津落城を、
そして八十八歳のとき陸軍の最長老として大日本帝国の敗北を…。
政治小説「佳人の奇遇」で文名を謳われた柴四朗を兄に持ち、北京篭城戦でその名を世界にとどろかせ、
賊軍の出ながら大将にまで昇りつめた波瀾万丈の足跡を辿る。

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   ―-  (1076)【ある明治人の記録】会津人柴五郎の遺書・石光真人 編著   ―- を読み、
会津の柴吾郎と言う人に興味を持ち 本書を借りてきたが・・・
何せ分厚い
まだ読了せず、 期限内に読み終わりそうもないので、とりあえず記録だけつけておく。

   まだ主人公が子供の頃の話故、読了はいつになるやら ┐(^-^;)┌ 


(1081)【有吉佐和子とわたし】丸川賀世子


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1993年7月21日第1刷
文芸春秋社
単行本
214ページ
1200円

装画 中島千秋
装幀 坂田正則

図書館で借りる



BOOK」データベースより
人気作家の恍惚と不安、更年期障害、野球ぐるい、秘められた恋…。親友に打明けた心とからだの秘密。


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表紙のボタン、もしかしたら彼女の着物の絵柄?と思ったりもした。と言うのは
本書の中に国交回復前の中国に日本の作家団として招待された時の事としてこんな表現がある

派手な服装の自粛をすすめられたにもかかわらず、華やかな着物で訪問して歓迎され、

周恩来に、有吉は 「今日の私の着物の柄が牡丹(中国の国花)でなくて残念です」 と言ったところ、

周から「牡丹はあなた自身ですね」と返されている。

彼女の気性の激しさ、我がまま、躁鬱が激しく、普通の人ならばこんなに長い間密接な関係を保てないと思う
著者は、有吉に振り回されながら、結局彼女が好きで、相性が良かったのだろう

有吉の母親、秋津さん、娘さんの玉青さんにまでも振り回されているのが面白い
でもこのふたりもありよしにふりまわされているのだが・・・

あんなにたくさんの対策を残したのに、純文学ではない、芥川賞や直木賞の対象にもならなかったらしい
作家仲間では彼女の作品をコッピdpくこき下ろす人も多いと知った

それはさh句品自体が本当に賛辞に値しないのか、
それとも、彼女の性格的なものからあまりにも敵を作り過ぎたせいなのか?

しかし、一番直近で読んだものが 「女二人のニューギニア」 。
これを読んで、彼女は小説より、ノンフィクションとか、紀行もの、みたいなものの方が肩の力が抜けて面白い。

有吉佐和子にも、丸川賀世子にも興味津々 探してまた読もう。

有吉作品はかなり読んでいるからなぁ・・・

今年のさんまは豊漁

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    今年は豊漁なので安い、とテレビのニュースで言っていたが、まだそれほど安くはなっていない

高遠の桃

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           桜の湯 泊 3つ 入っていたんだっけ?  ひと月も経っているので忘れちまった(^-^;)

(1080)【未来ちゃん】川島小鳥

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   どうです、このインパクト!  文章一切なしの彼女の写真集です。

   全部お見せしたいくらい。    

   大泣き、鼻も豪快に垂れっぱなし、 本人は大いに悲しいのでしょうが、爆笑です
  
   お母さんが撮ったような、レンズに対して自然体なのですが、

   数枚目の写真で 「おや?!撮影者は母親ではないな」、と思いました

   その目が、反抗的で他人行儀の目なのです。

  
   佐渡島に住む少女に 1年間 密着して撮り下ろしたそうです。

  
   そんな予備知識全く無く、見た本誌は、ものの数分で見終わるが、何度見ても見飽きない


   私の好きな作品は、

            赤い着物を着、腰を「くの字」 に曲げ、お地蔵様を指さしているもの
     
            コンクリの溝に仰向けに寝ている(嵌っている?)もの

            キューピーさんやお人形を布団に寝かせ、縦に3人?を並べ遊んでるもの

 
    そして、鼻ぼこちょうちん膨らませグチャグチャの鼻垂れっぱなしで豪快に泣いているもの

    その顔は、幼いながら、強い「抗議」が現れている感じに受け取れた。

      
    まじまし見とれてしまう かわいい、とだけでは済まされない、彼女の強さや意思までもを

    写したようなそれらの写真。  

                   やっぱり撮りての「腕」なのだろうなぁ。。


         
                    もう一顔見てから返そう~っと ♪
                                            あ、 撮影者は意外なことに男性。


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単行本 204ページ     ナナクロ社     2011年3月22日発行
内容紹介
昨年末「ブルータス」写真特集の表紙を飾るなど、いま、もっとも話題の写真集がついに刊行。
ひとりの女の子の一年間を撮りおろした、見ているだけで跳ねだすような、傑作写真集の誕生です。
人気デザイナー祖父江慎の装丁による、写真そのままを本にしたような造本も魅力的な一冊。

(1079)【鯨分限】伊東潤

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2015年
9月20日発行
光文社
単行本
394ページ
1700円

図書館










 「BOOK」データベースより
紀州・太地の捕鯨集団「太地鯨組」の若き棟梁、太地覚吾。
斜陽の村を救うべく、日本全国を駆け巡る。
だが、維新により根底から激変する国の有り様が、未曾有の海難事故「大背美流れ」が、さまざまな困難が、奮闘する覚吾を襲う―。

知らずに借りたが、【巨鯨の海】の  https://https://blogs.yahoo.co.jp/harikonotori/69648477.html
                                                            続編だった。

和歌山県那智勝浦 の 捕鯨集団の住む「太地」に生まれたのに、
鯨漁を憎み、血を見るのが何より苦手な3男「覚悟」の物語なんだけど・・・
あまりのも話が前後し、読みにくいし、間延びして期待外れだった。
捕鯨の話にもっと凝縮されていれば濃厚な内容になったかもしれない。

2015年発行か~・・・う~ん (ー`´ー)

いずみやのクッキー

 
   懐かしい~♪  
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         見た瞬間  「わぁ~(*^▽^*) いずみやのクッキー!   懐かしい~~♪」

      私くらいの年齢(??)の方なら、子供の頃、一度は食べたことがあると思いますし、

      このような空き缶がどこの家にもあったのではないかと思います

      当時は お使い物、頂き物ですね 

      ↑ は一番小さな缶入りですが、まぁるい缶のもあったような記憶がある


  此のところ、夫は、朝から、お出掛けが多く、数度に一回はこうした手土産があり、

  今回は 「ヒット」    いやいや 「ホームラン」 かな?


  最近、食べたいもの、とか行きたいとことか、欲しいもの(衣類等)など あまり物欲が沸いてこない

  不味くなけりゃいいし、食べてみて美味しければ幸せな気分になるのに変わりはない



               これを自分で買うか、と言えば買わないし、 意識が行かないもの

               夫が買ってきた、 と言うところに 「ヒット」 の 意味がある


   包装紙を剥がしながらも、ワクワク ((^o^o)(o^o^))  

   蓋の周りには分厚いビニールテープがグルリ ・ ・ ・  剥がして、、、と

   フタを開けたら~ 懐かしい香り  

   まずは 輪っか (浮き輪だそうです) 缶のフタのデザインのやつですね


      あ~~そう、そう♪ こんな味だっけ、、、 意外とあっさり 品があって 素朴

      この香り ホント懐かしい   なんだろ?? ニッキ?じゃないよな~

 
   最近はやたらとバニラとかの匂いがキツイいものが多いけど か、お、り、 で 匂いではない


   「いずみやのクッキー」  は、夫の祖母が良くお土産に持ってきたという


    仏壇に供えてから、 コーヒーを淹れ、あれやこれやと昔話に花が咲いた
                                           
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                                      おみやげを買う方も 大変よね (^艸^)
      

(1078)【終わった人】内館牧子


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2015ねん9月16日第1刷発行
ソフトカバー (因みに「判型 四六変型。というのだそうだ)
講談社
373ページ
1600円
装幀  宮川和夫

図書館

  


表紙を見て察するべきだったかも


全てが好みではなかった    (>ω<) 
講談社BOOK倶楽部より 
定年って生前葬だな。
衝撃的なこの一文から本書は始まる。
大手銀行の出世コースから子会社に出向させられ、そのまま定年を迎えた主人公・田代壮介。
仕事一筋だった彼は途方に暮れる。年下でまだ仕事をしている妻は旅行などにも乗り気ではない。
図書館通いやジムで体を鍛えることは、いかにも年寄りじみていて抵抗がある。
どんな仕事でもいいから働きたいと職探しをしてみると、
高学歴や立派な職歴がかえって邪魔をしてうまくいかない。
妻や娘は「恋でもしたら」などとけしかけるが、気になる女性がいたところで、
そう思い通りになるものでもない。   これからどうする?
惑い、あがき続ける田代に安息の時は訪れるのか?
ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。
シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた話題沸騰必至の問題作。

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はぁ~ 疲れた・・・
なんせ定年退職した男の愚痴が果てしなく続く

読み物として、面白いと思わない本。

まぁ、本は、面白いものばかりではない、から、
「読んでよかったと思う本」と言った方が当てはまるのかもしれぬ

私にとって時間を割いて読む本ではなかった。 

 結末も一ひねりもなくつまらぬ。

                      ――――  -  ―――
本著は、釧路新聞・室蘭民放・東奥日報(夕刊)・岩手日報・茨城新聞・上毛新聞・山陰中央新報・四国新聞に
連載されたものに加筆しました。
                         とあった。 なるほどね。

「装幀」 色々



古本屋で100円均一の平積みのところで見た瞬間、表紙が気に入ってで買い、
その後、積ん読事10年位、ずっと本棚に飾ってあった

表紙はどなたのイラストだろうか?今見ても好き。 内容と比べると・・いかようにも取れるところが面白い

今調べたら、2007年に読んでいる。多分再読じゃないかなぁ~?
勿体ないことにこの写真は、随分荒れているけど、丁寧に作られたと思われる壮麗だった。
手元にないのが残念(読んだ本は全て、何らかの形で処分している)


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                青少年向け図書だと思いますが 装幀、内容とも 好きな本。
        実物大で見るといいんですけど・・・ 写真で大きくするとボケちゃいます (-w-)




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                                           (939)【日本ぶらりぶらり】山下清
 

色彩感覚が大好き。

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                                             https://blogs.yahoo.co.jp/harikonotori/39075819.html
           児童書だったと思います。 この表紙見ると、内容をそっくり思い出します ヾ(^▽^)oハハハ

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                                                  (905)【いのちの姿】宮本輝 
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                                https://blogs.yahoo.co.jp/harikonotori/trackback/1754737/70511608

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                                     https://blogs.yahoo.co.jp/harikonotori/69354313.html
                   オコゼは危険生物の代表だという 海族も危険生物?!!


   大好きな 「山」 もの の中より。 エベレスト、渋滞するらしいです。
   この写真は 露出の加減 か良く見えないのが残念です

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何とも不思議な絵  読後しばらく眺めていました。

箱根駅伝、1区から 10区 まで描いてあります  セリフ入り、読みながら何度見た事か (゚∀゚*)b 

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町田康の「告白」が凄く面白かったのでコレを借りてみたらご本人の写真が表紙になっている
「告白」の内容とかけ離れすぎているお顔(私の想像ネ)にちょいとビックリ、まじまじと見た
この静止画像は若き頃の丸山明宏とソックリ!他のお写真を見たら、「かなり違うやないかぃ(高智弁風)」

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児童書です。内容イラストとも大好きな本の一冊です
表紙は 石倉欣二さん  



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読み終わって表紙を見ると、宿場ごとのシーンが描いてあり、登場人も個々におり、面白い
かなり分厚い本だけどサクサクと読み、その後改めて中山道をドライブした。
後にテレビドラマになったけど、やはり最初読み、人なり場所なり、自分で作り上げたイメージが強く、
「本先、ドラマ後」は私の基本だと思った。
表紙イラストはどなたかメモしてなかったけど、「風が強く吹いている」のイラストと似ているから同じ人?
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鯨の背中の中央、拡大したものが↓で、大迫力だけど、、、
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読後感に
当時の「刃刺」と言われる者は、こんな出で立ちでクジラ漁に出たのだろうか?????
  江戸から明治時代なら、着物は正装ならば絹、それともなければ綿?。
  もし絹ならば、水に濡れたら縮み、とてもでなければ、このような動きは取れないと思う。
            そのあたりの話、あったか?読み逃したか??
     
   
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表紙や時々あるイラストが、文章を良く表現しているので笑えた
内容も非常に面白い本、イラストを見ると思い出し、笑ってしまう。

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語らざる人

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無名

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「装幀」と「装画」

              ネットで調べてみると ―、

装幀 (そうてい) とは
  一般的には本を綴じて表紙などをつける作業を指す。
  広義には、カバー、表紙、見返し、扉、帯、外箱のある本は外箱のデザイン、
  また製本材料の選択までを含めた、造本の一連の工程またはその意匠を意味する。

  そして、装幀を担当する専門家のことを装幀家、装丁家と呼ぶ。
  また、装幀と本文のデザインなどを含めた図書設計を行う専門家のことを、図書設計家と括る場合もある。


装画 (そうが)  とは  
  書物の装丁に使われている絵。 

挿絵 (さしえ) とは
  新聞・雑誌・書籍などで、文章の理解を助けたり、興味をもたせたりするために入れる絵。
  イラストレーション。 

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 「彼方の友へ」を読んで  本の「装幀」に興味を持った

 以前から 表紙 が気になって 矯めつ眇めつ眺めたことも多かったものの、
 
 「読むこと」に追われ、何となくやり過ごしてきた。


 本書については、出だしから、チョット私の趣味ではないかな、と思い

 サラサラ読み流していたが あるシーンのに、惹かれた

 
    戦争のさなか、雑誌社で 「男の子の給仕」 を雇いたかったが、

    紆余曲折あって、仕方く 「女の子」 を雇うことになった。


    「男の子のために買っておいた自転車」を その女の子が緊急事態に
 
    銀座通りはタクシーより、自転車の方が早い!と咄嗟に思いつき、ペダルを漕ぐシーン



                ここでページをめくる手が止まった

    そういえば・・・    で、表紙を眺めたら、  よく見ると立ち漕ぎをしており

                                       その表情は 解釈の幅を広げる

               そのシーンを理解したうえで この表紙「装画」を見ると、引き込まれる


     私に、改めて「装画」と「装幀」に拘ってみようと思わせた 「早川世詩男」氏の装幀は

     あっさりしたイラストなんだけれど、このシーン の作家の思い入れが良く描写されていると思う。

     

         好きな 表紙 集めてみようかな~    っていつになる事やら ┐(^-^;)┌ 



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