2010年11月

信州へ紅葉狩り② 小布施、姥捨、三分一湧水、箕輪ダム

更埴IC ― 須坂長野東 ― 【小布施温泉 あけびの湯】
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露天風呂「五岳の湯」からの景色は抜群!
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湯船に立つと正面には黒姫山が見えました

おぶせ温泉の特徴は、硫黄臭が強く、草津温泉と効能などがよく似ているそうです

私が行った時は透明に近い乳白色でしたが、其の日によって色が違う事も有り、原因は判らないそうです

入浴料は、600円でした。



小布施スマートIC ― 更埴IC ― 【姥捨の棚田】
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千曲川を見下ろす斜面にある棚田です

月夜には、ひとつひとつの田圃毎に月が浮かび上がることから、

「田毎の月」として古くから知られる名月スポットで国の文化財に指定されています

水を張った頃、是非その「田毎の月」を見てみたいです
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棚田から少し上がると【長楽寺】があります
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月の名所として松尾芭蕉を始め、多くの文人歌人が訪れたところで、句碑や歌碑が並んでます


ぐるりと回って篠ノ井線の【姥捨駅】
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無人駅で出入り自由

待合室を覗くと「ご自由に」と林檎と御茶の用意がしてありました
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反対側のホームに行くとが線路を背に小奇麗な椅子が設置してあります

普通は線路に向かって椅子は置いて有りますがここは逆です
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ここからの眺めは「日本三大車窓」の一つに数えられ、鉄道マニアの間ではよく知られた駅だそうです
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もうひとつこの駅を有名にしているのは「スイッチバック」の駅でもあります」
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―むかしむかし―
昔、信濃の国に年寄りの大嫌いな殿様がおり、60歳になった老人は山へ捨てるよう、お触れを出しました

一人の若者が60歳になったの母を背負って山に登って行きました

山に登っては見たものの、どうしても母親を捨てる事が出来ず、そのまま母を背負って山を下り、

こっそり床下に穴を掘り母をかくまいました


その頃殿様の元へ隣国から使者がやってきて

「灰で縄をなえ、九曲の玉に糸を通せ、さもないと国を攻める」。という難題を持ちかけてきました


困った殿様はお触れを出し、この難題を解ける知恵者を探し求めました


これを知った若者が、床下の母に尋ねると、母は「塩水に浸した藁でなった縄を焼けばよい事。

玉の一方に蜜を塗り、その反対側から糸をゆわえたアリを通せばよい。」と教えてくれました

若者は早速殿様に申し出て、この方法を知らせました


国を救われた殿様は若者に望むままの褒美を取らせようとしたが若者は

「褒美は入りません、年老いた母を助けて下さい。この知恵を授けてくれたのは60歳になった母です」

国を救ったのが老婆の知恵であると知った殿様はいたく感銘し、この時、老人を大切にすべき事を悟り、程なくお触れは廃止されましたとさ。


 姨捨スマートIC ― 長坂IC ―

この日の宿泊【八ヶ岳ロイヤルH】は、天然温泉があり、ホテル屋上に設置された天体ドームで星空も観察でき

この日は、直径30cmの望遠鏡では月のクレーターがはっきりと見えました

空気の澄んだ日には肉眼で天の川が見えることもあるそうです

夜のホテルの屋上は寒かった~~><;

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こんなのもあるそうですよ~

寝る前に温泉に浸かって、よ~く温まって休みました




11月17日

朝部屋から。朝陽は雲の間から。
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八ヶ岳山麓の北杜市長坂にある【三分一湧水】静かな林の中に有る

綺麗な水がトクトクと流れてくる、その流れの上の方へ辿って行くと
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これが【三分一湧水】
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名前の由来は
農業用水をめぐる争いを鎮めるために武田信玄が、湧水に三角石柱を築き、
三つの村に均等に水を行きわたらせたという伝説があります
一日に約8500トンもの水が湧いてくる豊かな水源で、日本名水百選にも指定されています。

真ん中の三角の石に流れてきた水があたり、綺麗に3方向流れてゆく仕組みになっています。
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 ― 小淵沢IC ― 塩尻北IC ― 伊那IC

確か「もみじ湖」って言っいてたような気がするけどナビには有りませんでした

土地の人に聞いたら【箕輪ダム】って言うそうです

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上の方は終わり近かったけれど途中は素晴らしい


干し柿、を一番最初作った時、ここの農産物市で渋柿を買いました

其の歳は随分に賑わっていましたが、なんだか活気が無くちょっと寂しい・・・

しかし、その分小さかったもみじが大きくなり、立派な公園になっていました


                                つづく

信州へ紅葉狩り① 布引観音。懐古園、上田城址、びんぐし湯さん館

11月16日

自宅を早朝出発 ― 関越自動車道 ― 藤岡JCT ― 上信越自動車道 ―小諸IC



【布引観音】
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ひっそりしているのは、この時期だから?紅葉は終わってる?

入口は車が数台置けるほどのスペースが有り、がらんとしている

トイレはあるものの、どう見ても「名所旧跡」とは思えないほど寂れた感じです


苔むした石段があるのですが、その入口には、枯れ葉に埋もれそうな 可愛い石仏

その横に木や竹の杖が置いて有る

要注意!このような杖が置いて有る道は往々にして「道のりは長く険しい」、と言う事を学んでいます^^;

途中まで行って足元も滑るしあまりにも木々が生い茂り暗そう・・・

拝観中止(苦笑


山頂の観音堂内にある「宮殿」は、国の重要文化財、

「白山社社殿」は県宝に指定されているそうです

「布引観音」の云われは
川でお婆さんが布を洗濯していたら、牛が角に布をひっかけて逃げていったので、追いかけていったら善光寺の境内だった
観音様が牛に化けて強欲なお婆さんを善光寺(長野市)に連れて行き改心させた。という伝説があるり、
この伝説から「牛に引かれて善光寺参り」という諺が生まれた
布引観音を通り過ぎ、少し行くと、岩山の上の方に白くペンキを塗ったような筋が見える
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これが「布岩」で、おばあさんの洗濯していた布が岩になったもの。と言われている





【懐古園】
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春、夏に来たのを覚えていますが、この時期は初めて

春来た時は「菊人形展」(だと思った)で全く興味なし

夏来た時は、ただただ暑くて参った事しか覚えておりませんでして、

あまり乗り気ではありませんでしたが、夫が好きなんですよね~庭園(-w-)

しかし、今回は寄って良かった~♪
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紅葉真っ盛り!

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もみじ谷

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うねっている千曲川も見えました



上田市内に入ると、六文銭の旗がなびいているのが見えて来ました
【上田城跡】です
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大手門
1994年に復元されたものだそうです

この大手門の石垣の中にひときわ目を惹く大きな「真田石」と言われる石があります

真田信之が松代城移封にあたり、この石を持って行こうとしたところ、ビクともしなかったという、巨石がピッタリと嵌め込まれています

この話想像するとマンガチックなイラストを想像してしまいました(笑

「真田神社」
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城を構築した真田父子を主神に、江戸時代民政に尽くした仙石氏・松平氏を祭神とする神社
特に十数倍の大軍を二度に亘り撃退し日本一の智将と謳われた真田幸村の神霊は、今も知恵の神様として崇められている。

田舎亭
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樽を利用して作られたと思える「茶室」
このほかにもう一つあった。ここに有る意味が分かりません??

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丁度紅葉真っ盛り、「綺麗!」の一言!
下の方に赤い兜が見えるでしょうか?赤い兜には「六文銭」がしっかりついています

「真田幸村と六文銭」
六文銭と言えば三途の川を渡るために必要な金額と言われています
戦場で討ち死にしても、この六文銭で三途の川を渡る事ができるので死をかけて戦える
と言う意味があるそうです
お城を出ようとしたら、こんな光景が・・・・
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こんな具合になっています
お父さん方、いっとき、真田十勇士の気分になれましたでしょうか(*^艸^*)

大手門の前の空堀
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かつてここは上田電鉄真田線転用され、駅も有ったと言います

今は線路跡の一部が散策路として整備されておりケヤキ並木になっています


 
高速に乗り、坂城ICで一般道に降りて、市街地を抜けて千曲川を渡り、なだらかな山を登ってゆくと

【びんぐし湯さん館】がある
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この面白い名前の由来は昇って来た、びんぐし山の「びんぐし」と物見遊山の「ゆさん」から取ったそうです

誰も居ない露天風呂は眺望が良く坂城市街を見下ろすことができます
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寝湯もありました、寝転んでお湯に浸かり高く晴れ上がった空を眺めていると時間を忘れそうです

丁度一人で入れる程の樽風呂もあり、ここが源泉だと教わったので、ざんざんと樽に流れ落ちるお湯で顔を洗い

市街を眺めながらの露天風呂独り占め、さいこ~\(^▽^)/


眺め抜群、泉質も良く、おまけに温泉プール(泳ぐのではなく水中エアロや、ウォーキングをする)まであり

入浴料金は 500円です。有りがたや~(´∀`) ♪



びんぐし山を降りて少し行くと「手打ち蕎麦」の看板が目に飛び込む

吸い寄せられるように車を入れ店内へ

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のれんをくぐると、歯切れのよい「いらっしゃい!」いいですねぇ~

夫はいつもの通り「天ぷら蕎麦」

σ(・ω・)「くるみ蕎麦?ってどういうのですか?」

「くるみをすりつぶしたものをタレで延ばして付けて食べます。おいしいですよ~^^」で決定

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天ぷら蕎麦のてんぷらは、玉ねぎだけのてんぷら^^;サクっと揚がって入るんですけどネ、お蕎麦には合わぬ

チョットガックリ。   しかし、お蕎麦はかなり盛りが良い

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くるみ蕎麦、美味しい~♪ちょっと甘めだけど飽きない味、コクが有って旨い。この無造作な蕎麦の盛り方^^;

だがだが、食べてみると美味しいんですよ、何気なく入った店でしたが、当り!でした

気に入ったのはここの御主人、元気がいい、手が早い、働き者

私たちが食べてる間も、頻繁に客の出入りが有りましたが

頼んで出てくるのが早い、でも決して蕎麦は伸びたりしていません


客が帰るとご主人、手がすいてる時はテーブルを下げに来ます

この時間は、多分、おかみさんと二人でやっているのでしょうか、

おかみさんが忙しいと見ると「よーっしゃ!」とつぶやきながら調理場から出てきます

それが、何とも「楽しそう」なんです

客の帰る時も歯切れのよい「有難うございました!」この声が何故か気持ちがいい

こんなお蕎麦屋さんがご近所さんに有ったらいいのになぁ


ただ、玉ねぎだけのてんぷらは勘弁してくださいまし~ (´Д`|||)

気分を良くし、ドライブを続けます
                           つづく

(220)【孤宿の人】宮部みゆき

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2005年6月21日第1刷発行
2005年7月15日第3刷発行
新人物往来社
単行本 上(405ページ)・下(422ページ)巻
各 1,800円



宮部みゆき氏の本は、数冊読みました

氏の作品の中には一時、「超能力」が良く出て来ており、

話が面白くても、其の「超能力」が顔を出すと興醒めしてしまい、最近はあまり読みませんでした


書庫の中には、氏の未読の分厚い本が数冊眠っています(苦笑

最近、ブロ友のばんびさんの紹介文を読んで即、図書館に予約し借りてきました。

あらすじ
四国の小藩である丸海藩に幕府の勘定奉行であった加賀守が流罪となり、涸滝にあった屋敷へと幽閉された

親の愛情を知らずに育った9歳の「ほう」。阿呆の「ほう」だと教えられ、自分でもそう思っている

その「ほう」が、紆余曲折有って涸滝の加賀守の屋敷へ奉公することになった

加賀守をめぐり、周囲はそれぞれの立場と事情で事実に目をそむけ

有った事を無かった事に、黒を白に塗り固める事により、事を穏便に収め藩を守ろうとするのだが

それに巻き込まれた「ほう」と彼女に絡む人々の物語
ほうと加賀守の交流が見せ場で、読んでいても心温まる


お気に入りの一文 (匙(藩医)の舷洲先生の言葉)
加賀殿のようなお方は、周囲にいる者どもが日頃は押し隠しているそう言う黒いものを浮き上がらせる。
加賀殿の毒気がどうだの、魅入られておかしくなるだのというのは、何の事は無いその者がもともと内に隠し持っていたものを、加賀殿を口実に外へだすことが出来るようになるからこそ起こる事だ。
火元は己れだ。闇は外にありはせん。
ましてや加賀殿が運んでこられたわけではない
そーだ!そーだ~(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ


物語としては大変面白く読了しました

欲を言えば、中心が何となくぼやけて、もう一つピリリとしない

「孤宿の人」は加賀守の事?

「ほう」が主人公だと思ったら「孤宿の人」、加賀守が主人公だったのかな?

だとしたらもう少し加賀守を深く、厚く描いて欲しかった


読了してみれば
全てを知り、カギを握っていたのは、そして、あのような結果に導いた一端は、匙(藩医)の舷洲先生と言う事か?

それにしては一番肝心な騒動の中心、クライマックスの手前をもう少し丁寧に描いてもらわないと、モヤモヤとしたまま終わってしまう

例えば、加賀守は「ほう」に「数を教え」屋敷内で働いている者の人数を数えさせる

それだけなら、文字を教えた事と同列に思うが、それを舷洲先生が聞き

        「加賀殿は準備をしておられる」とつぶやく。

このつぶやきの意味。著者はなぜこのセリフを舷洲先生につぶやかせたのだろうか?

私は期待したんだけどなぁ・・・「ほう」が数えた人数がどう今後の成り行きにからんで行くのだろう?と

関係無かった・・・(本を既に返してしまっているので確かめられないが・・・)


なんだかスッキリしないのは、そのあたり、かなぁ・・・σ(゚・゚*)


それでも、読み始めたらズンズン、クスリと笑い、ホロリとさせられ、上下合わせて800ページ、スラスラと読んでしまいました


宮部作品、やっぱり面白いです

書棚で眠っている「ぼんくら」でも読もうかいなぁ


ところで、「孤宿」ってなんだ?

干し柿

今年も干し柿を作りました

我が家の周辺に渋柿を売っている店はありませんので、

旅先で見つけたら、即ゲット!

今年は長野と山梨で仕入れました
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手前の小さいのは長野の山中でチョコっと失敬したベビーちゃんです


去年は熱湯を通したり、手をかけましたが今年は

皮をむいて
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吊るしただけ (*´∀`*)
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これで干してから5日目ですが、イイ感じに乾いてきています

今年は気温が低く、蝿も殆ど飛んでないので、網もかぶさずに済みそうです

柿の左下に見えてる紅葉した木ですが、我が家の前の小さな会社の桜の木です
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この桜の木は春夏秋冬と四季を通じて私の目を楽しませてくれます




柿を干した日、大きな蜂?が網戸に止まって、ちょっと怖い、
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トントンと網戸を叩いても、お引き取り願えません

それならば、カメラ向けちゃうぞ~! 飛ばないでよね、、、、、
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撮影後ほうきで払ってお引き取り願いましたけど、ヨタヨタしながらどこかへ消えて行きました





秋も深まり、近所の木々も紅葉し、

いつも通る道の、公園や少し脇に入った道など、綺麗そうだなぁ~、と思いながら

今まで立ち寄る事もなく通り過ぎていました

ちょっと車を降りて、寄り道してみると
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秋、きてますねぇ~♪
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いつもは橋の上を通ってチラリとは見ているのですがこの公園には滅多に立ち寄りません
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京都の「祇王寺」を思い出した(-ω-)・・・

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私の大好きな「トウカエデ」の並木

やわらかく、優しい色をたどりながら紅葉してゆきます


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このケヤキ並木は、茶色くならずケヤキにしては珍しく優しい色に変化しながら落葉してゆきます

先週通った時がいちばん綺麗だったかな~、ちょっと終わりかけです


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これは、ポプラ?すずかけでしょうか?あまりきれいでは無いですね^^;

散っても葉っぱがでかいのでカサコソ足に絡みます

山下公園のイチョウはもう終わってしまったかな?

近い割に案外行きませんが、たまには言ってみようかなぁ・・・・

ご近所さんの秋の紹介でした~    チャンチャン!

山陰の旅 ⑤ 丹後半島、天橋立、糸魚川、馬曲温泉、湯田中

11月11日

城崎温泉、昨夜は外風呂に入り、ホテルのお風呂に入って無いので、朝風呂に入り

予定通り6時に出発するつもりでフロントへ

支払いに、カードを出したら・・・・Σ(!? ̄Д ̄) 「カードの使用方法が分からない」と言う

勿論、各社のカード使用可能のマークがベタベタ貼って有るし、今時殆どの人がカード支払いですよ

常日頃会計業務には携わっておらず、早朝や深夜に警備がてらに兼務しているのでしょう

こういう事何度も経験しています

だから!こんなことも有ろうと、昨夜支払い済ませたいって、あれ程言ったのにぃ~


    「7時半になったら分かるものが出てきますから・・・」


1時間半も「待て」って事かぃ!(-"-怒)

仕方なく現金で支払ってきました(>へ<。)

このおっちゃんに罪はない。昨日雁首そろえていた奴らが悪いんじゃ!ったく。



国道178号線に出て、丹後半島を一周
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この日は海が荒れていて、波がしらが白く高く立っていました

丹後半島をぐるりと巡る178号線からの海の眺めは素晴らしい

天気も良くすれ違う車も少なく、海を眺めながらのんびりドライブ

経ケ岬を通り、道の駅、舟屋の里公園から伊根湾を眺めます
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丹後半島の東端の伊根町は、若狭湾に面しており

周囲5キロメートルの湾に沿って230軒あまりの舟屋が立ち並ぶ様は全国的にも大変珍らしく、

重要伝統建造物群保存地区選定地に指定されています


山がすぐ背後にまでせまり、広く敷地を取れない土地の人の日々の生活の中で

必要に迫られて出来上がったのが「舟屋」でして

一階部分が、船着場及び漁具の格納場所になっており、二階部分が住居になっています
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海まで降りてきて舟屋を近くで見ると・・・

初めて見た頃の舟屋とは、舟屋の様子が微妙に変わっているよな気がする

以前来たのは、もう20年前にもなるでしょうか?

記憶が定かではないのだけれど
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舟屋の1階が(船を納める所)コンクリートで固まっている

あれでは舟は入らないと思うけど・・・・

「重要伝統建造物群保存地区」などに指定されちゃうと変に改築出来なのではないかな~?

昔の生活様式そのままの形で現代の生活をするのはとても大変な事だと思います



ここまで来たら、やっぱり寄って行かなきゃね

ケーブルカーで笠松公園に向かいます
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日本三景のひとつ、天橋立
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ここからの天橋立の眺望は「斜め一文字」と呼ばれるそうです

股のぞき
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笠松公園を後にし、宮津天橋立ICへ

宮津IC ― 綾部JCT ― 小浜西IC ― 国道27号線を入っていると

かじきマグロが宙に泳いでいる、ど派手に目立つ看板が見えるのは

「日本海魚街」。大好きな雰囲気♪もちろん立ち寄りました

魚屋だけでも何店舗有るんだろ?あっちでもこっちでも呼び込みが凄い!


入口に、「名物・鯖寿司」屋が有りました

この地方の鯖寿司は、「焼き鯖寿司」です。好物だけど、お腹すいて無いし・・・

と、思っていたら店員と目が合った、

私、ん(゚ω゚)??

店員も、ん(゚ω゚)?

別にσ(・ω・)め、他意は無いんだけどね、タイミングが絶妙で可笑しかった

店員「あー!目が合っちゃったよ!ハイ!」と一切れ、味見をどーぞ´ω`)ノ
                

同じような鯖寿司を売っている店が何軒も有り、競争激しいです


海鮮丼の店が沢山あり、

数軒の店が同じように、全部見切れないほどの種類の丼メニューのドデカイ写真が貼ってある、

コレ迷わせるよネ^^;


魚屋も覗いたけど、本当に安い!

観光用の、この手の市場は、アチコチで見て来たけれど、

鮮度を別にすれば近所で買うのと対して変わらないどころか「産地」のものは市場より高い事が多い

しかし、ここは安かった!活気も有って面白かったです~♪

でも、何も買わず(>▽<)



舞鶴IC ― 北陸自動車道 ― 糸魚川IC 


今夜の宿泊は【ホテル糸魚川】フォッサマグナ糸魚川温泉。

糸魚川に入ると「フォッサマグナ」と言う文字を良く見ます

糸魚川~静岡間を縦断する巨大な断層を言うらしいですが静岡県ではあまり聞きません

ホテルのパンフレットを見ると
太古の昔から地底深く横たわるフォッサマグナは糸魚川の街に大いなる恵みをもたらしました
効能の高い「ホテル糸魚川の温泉は湯量も豊富で近1mから湧出する温泉はフォッサマグナならではの高温、良質な豊かな泉質。フォッサマグナ温泉は大きな地球からのあったかい贈り物です

ホテルの前には岩で囲ってある池?から温泉が凄い勢いで吹きあがっています

湯気もうもう~♪

残念ながら、写真をお見せできないのは

「天橋立」以後の、私のカメラの「XDカード」がトラブリまして全滅・゚゚・o(iДi)o・゚゚・

夫が気まぐれに撮った写真しかないのです


このホテル、リーズナブルで従業員の対応も良く部屋は広い、清潔

温泉はもちろん!湯量豊富のかけ流しで◎です

露天風呂、誰も居なかったのでここでも写真を撮ったのですが・゚゚・o(iДi)o・゚゚・




11月12日

朝食を取り、出発は8時と、ゆっくりでした

糸魚川IC ― 北陸自動車道 ― 上越JCT ― 上越自動車道 ―

豊田飯山IC で降り、国道117号線を北上、国道403号線に入り、木島平村に入ると

「馬曲温泉」の案内板がありまして、やってきたのが【馬曲温泉】(まぐせおんせん)
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馬曲川上流の山奥に入ったところにある温泉です

露天風呂は遮るものが無く、手前に高社山、遠くには北アルプスが見えます

まさに「天空の風呂」
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夫撮影でして、貸し切りだったらしいです

女風呂も先客と丁度入れ違いで貸し切り状態でした

これ幸いと、私も写真撮ったのにぃ~・゚゚・o(iДi)o・゚゚・



普通お風呂は男女風呂の広さは、同じか、男風呂の方が大きい事が多いけれど

ここは少しだけ女風呂の方が広く造って有るそうです

男風呂はパパ、女風呂はママと一緒に入る子供の分。いいでしょ~♪d(^-^)

温泉そのものは一見すると、あまり特徴が無く、透明でサラリとしています

掃除が行き届き、どこも綺麗、脱衣場も、お風呂も清潔、とても気持ちが良く、

あ~いいお湯!思わず独り言

少しぬるめなので、いつまでも入っていたい気分になりました



馬曲温泉から須賀川に出ると、お蕎麦屋さんが目に付き始める

「新蕎麦」の文字につられ入ったのが蕎麦屋「栄忠」

間口が小さく、引き戸を開けて入ってもひっそりとし、客は誰も居ない

「こんにちわ~!やってますか~?!」おばちゃんが出てきた

どうぞ、と言われ椅子に座ろうとしたら「奥へ」

狭いと思ったら椅子席の向こう、両側が座敷になっているので

そこへ入ろうとしたら「奥へ」^^;次の部屋へ入ろうとしたら、「ずーーっと一番奥へ入って」



ありゃ~!広いんだわ、突き当たりには、大座敷があってまぁ色々種々雑多な者が飾ってある

一瞬何屋さんだかわからなくなりました


夫はふつうにもり蕎麦、

壁を見ると「はや蕎麦」の写真入りのメニューがあるけど、見ても良くわからない

「はや蕎麦?ってどういうのですか?」

      「はやく出来るからはや蕎麦」  と言っておじさんがニッっと笑った

「面白そうだから私、はや蕎麦お願いします」






かなり待つ。。。。早く出来るから・・・ってあれ嘘だよねぇ(o^皿^o)

えっ!今打ってるの???

出てきたのが
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これが「もり蕎麦」。

これが「はや蕎麦」
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なんとデラックス!

御主人が作り方と、食べ方を手を取って教えてくれた

大根やキノコなどを熱湯で茹で、柔らかくなった所で蕎麦粉を入れる
蕎麦がきとは、正反対の作り方です
それを木のおたまで掬い、蕎麦つゆよりかなり薄めのつゆに、おたまごと入れ汁を濁らせないように食べる
たまご焼き、きんぴらごぼうと野菜のに付け、ニジマスなどなど沢山ついてます

右の鉄鍋が「はや蕎麦」なんだけどぉー

ひとくち食べて・・・・(x_x;)ギブアップ!ダメでした

   このまま残しちゃ悪いしなぁ(あれほど意気込んで頼んだのに・・・)

夫が助け舟を出し、交換してくれました

しかし、夫も全部は食べきれませんでした




後で家に帰って調べたらこの、「はや蕎麦」【無形民俗文化財】だそうです

食べた方の記事には「美味しい」と書いて有りました

私は蕎麦がきは、好きなんですよ、

でもこの時の「はや蕎麦」は、小麦粉の混ざった蕎麦粉をのばして作った葛湯?みたいな・・・

蕎麦粉をゆる~く溶いて片栗粉か小麦粉でとろみをつけたような、|A`;)無理しても食べられません

御主人様、ごめんなさい<(_ _)>

たまご焼きや煮物はそれなりに美味しかったです^^;;;;




このお店には、偶然入ったのですが、どうやら有名店らしく色々の方のブログに載っていました


そして一番びっくりしたのがお値段

両方とも「せんえん」です。文句言ったらバチが当たります (ノ∀`)ペチン!

この店の奥座敷が、とても変わっているので私、写真に撮ったのにぃ~・゚゚・o(iДi)o・゚゚・



403号で「湯田中温泉」に出て街をぶらぶらしてみる
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ここにも駅の立ち寄り湯が有ったので、腹ごなしにひとっ風呂

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街の銭湯と言う感じで近所のじいちゃんばあちゃんたちで賑わっていました

中野IC ― 上信越自動車道 ― 更埴JCT ― 関越自動車道 ―練馬IC ― 環状8号線 ― 
大三京浜 ― 都筑IC ― 自宅に17時に到着

                                  総走行距離 2440km
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山陰の旅 ④ 亀嵩、出雲坂根駅、城崎温泉

【山陰の旅】11月7日~12日

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【鬼の舌震】(オニのしたぶるい)
亀嵩駅から車で10分ちょっとの所に有る、大馬木川にある峡谷で国の名勝・天然記念物に指定されています

面白い名前ですが、由来は
阿伊の里(鬼の舌振より上流にある地名)に住む
「玉日女命」という美しい女神に恋した日本海の和仁(サメ)が、夜な夜な斐伊川を通い来たが、
これを嫌った姫、が巨岩で川をせき止め、ワニを阻んだところ、ワニはいっそう姫を恋い慕ったという
この「ワニのしたう」が転じて「鬼の舌振」になったと言われている
イマイチ説得力に欠けまんなぁ~(一_一;)


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駐車場から少し歩いて峡谷の入口に着き、細い階段を下ってゆきます

下はぬかる道、周囲の木々はまだ紅葉には早く木々に覆われた道は肌寒く薄暗い・・・

階段を降りていけども何も見えず、見えるのはさらに下ってゆく階段だけ

ここは晩秋ならば、お天気の良い日で無いと楽しめそうもない

帰りはこの階段を又登らなければならない事を考えて引き返すことにしました


【絲原記念館】の入り口のもみじが綺麗!
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今日の観光コースに入っていた所です

夫は「紅葉の名所」としてリストアップしたらしいですが

絲原記念館とは?
絲原家 は明治期までは糸原と書き、備後から仁多に移り、「たたら製鉄」を生業と為し
藩政時代には鉄師頭取として奥出雲に君臨。
大庄屋、与頭、下群に任じられ、農民ながら準武士の扱いを受けていた、五人扶持士格
「鉄師頭取の絲原」の豪壮な邸宅の前に作られた記念館です
 
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入園料千円なり。庭園は別料金。。。。。

パス(>▽<)

野次馬根性アリアリの私たち夫婦ですが、あまり興味が沸きませんでした

受付の方、ごめんなさい<(_ _)>

しかし、後々に、以前読んだ、桜庭一樹著【赤朽葉家の伝説】 を思い出しました

確か、あの物語の舞台は「山陰」でしたし、「たたら製鉄」の文字=「赤朽葉家の伝説」

そっか~、このあたり周辺があの物語の舞台だったのかな?

改めて次回山陰へ行った時は製鉄、にまつわる所を観て行きたいと思いました



さてさて、そろそろ蕎麦屋も開いていると思うので引き返します
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「本日休業」の看板は無くなっていました

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何にしようか・・・いつもは「もりそば」に決まっていますが
寒さに負けて、私は「月見そば」
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夫は、名物「割子そば」
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お蕎麦が出来る間、駅構内に入ったり線路を撮影したり・・・

店内の写真やノート、新聞の切り抜きなどを観ていて飽きませんでした
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店からは「トントン」とリズミカルな蕎麦切りの音が聞こえます

昨日は定休日なので、ストック無し

正真正銘の「打ち立て茹でたて蕎麦」が味わえました

温かいお蕎麦よりやはり冷たい「割り子」が美味しかったです

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代が変わって味は落ちた。と聞きましたが、どうしてどうして!とても美味しかったですd(^-^)



国道814号線の、この辺りは「木次線」と平行に走っています

陸橋が有る所では車から降り、「電車がこないかな~♪」と真っ直ぐ伸びる線路の彼方を眺めたりしましたが

そうそうタイミング良く来るはずもありません




木次線【出雲坂根駅】
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「三段スイッチバック」と「延命水」で有名な駅
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中国山地越えの難所のために列車はこの駅に進入した方向へ発車し、

三井野原方へはさらにもう一度スイッチバックして高度を稼ぎます
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この駅舎は改築されたばかりで、以前は延命水はホームに有ったらしいです
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是非通ってみたかった「おろちループ」

ぐるぐるととぐろを巻く出雲神話の「やまたのおろち」をイメージして作られた大きな二重のループ橋です
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ループ橋からの景色も、またこのループの景色も見ごたえが有ります
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正面に見えるトンネルを、先ほどの「出雲坂根駅」からスイッチバックして通る電車が見えるそうです

この日は丁度時間がピッタリ合ったので列車が通るのを待ちましたが通りませんでした "○j乙 、ガックリ
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それでもここから眺める景色は美しく飽きる事が有りません

しか~し!この時この場所の気温は4℃!さぶ~><;
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こんなに景色がいいのに、近くの道の駅には人がたくさんいるのにここまで登ってくる人は有りませんでした





国道314号~東城ICまでは紅葉を楽しみながらドライブ

それからは中国自動車道で福崎JCTまで一気に走り、播但連絡道路 ― 朝来 ― 養父― 豊岡

この辺りで鷺よりも大きな鳥が飛び立つのを見ました

まさか、コウノトリ?じゃないよね~。




本日の宿泊予定の「城崎温泉」に到着。ここは夫が希望の温泉
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まだ宿を取っていません

予定したホテルが当日では取れず、仕方なく駅前の観光案内所に行きました


希望は、

出来ればツイン、料理は沢山出ても食べきれなないので少しでいいです。朝は出発が早いので入りません


と言う事で紹介されたのが「K・Rホテル」

城崎温泉ではベッドを入れてる旅館やホテルは数件しかなく、そのうちの一軒です


早速車でホテルの前まで行き、駐車場へ入れようとしたら、番頭さん?が待ち構えていたようで

「○○さまでいらっしゃいますか?」

車はそのままで、と言う事で直ぐフロントへ案内されました



圧倒されそうな、大女将(と思われる女性)と女将(と思われる女性)の歓待^^;

先ほどの「こうのとり」の事を聞いたら

飛んでるのを見てもおかしくない。そうです。

時々飛んでるのを見ますよ。と言う事でしたので、、やっぱりあれは「コウノトリ」だったんだ!



エレベーターの中で荷物を持って下さった先ほどの番頭さん(60歳位)に、あの方「女将」さんですか?

と聞けば

「ハイ、大女将と、女将です。あと「若女将」がおりまして、明朝は出勤して来ます」

うぇ~。。。「大変ですねぇ^^;」  「ハイ、もう・・・・」(* ゚ 艸゚) 絶句ぅ~

エレベーターの中で爆笑してしまいました



この大女将と、女将がお二人友、達者な方で、番頭さん?の苦労が分かる気がしました



部屋は確かにベッドなんですけどね~、使い難い!なんだか、ちょっと違うんだな~

小物(メガネ、本、時計等々)を置く所が全くない。。。。ま仕方ないッスね

こういう所に来てベッドを希望するのがトンチンカンなんですからね



荷物を置いて、外湯に行きました

無料券がホテルのフロントにおいて有り、それを持って行くと7つの外湯が全部無料で入れます


あまり歩くのが嫌なので、ホテルで薦められた「さとの湯」に行きました
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さとの湯は「駅舎温泉」と呼ばれ、駅のすぐ隣になる大きな温泉です

入口には誰でも利用出来る足湯処がありました

建物の外観はどっしりと立派な造りですが中に入ると受付は

う~ん・・・・なんだか、スーパー銭湯みたい


和風・洋風の大浴場があり、ジェットバスやバイブラバス、

3階には展望露天風呂があり昼は円山川を望め夜は満天の星が・・・

この日、星は出ていませんでした><;


泉質 :ナトリウム・カルシウム-塩化物高温泉

温度 :源泉62.1℃/無色透明、pH=7.3



ここの温泉の旅館の泉質は、どこもすべて同じだそうです

あまり特徴の無いサラリとした感じでした




ホテルの食事は、一見豪華
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確かに蟹出てます。この後も続々と立派な器で料理が運ばれてきました

蟹は本場ですがタグなんぞついていません(宿代値切りましたからネ^^;)

器は立派

鮮やかな緑色の竹筒、ふたを開けたら、玉子と舞茸一片、

小指より細いアスパラ(不味くて食べられませんでした)が入ってる

??と思ったら

「蓋をして湯気が出てきて○分たったら必ずふたを開けて下さい
                 じゃないと「温泉卵で無くて、ゆで卵になってしまいます」

もうひとつ、竹筒が今度は縦置き、ドライアイスがモクモク・・・中を覗いたら

甘エビと他のお刺身2種類が入っていました

ことほど左様に演出は凝りに凝ってますが、温泉卵は温泉卵ですし、刺身は普通に刺身です

あとは、ご多分にもれずちっちゃな鍋。これも流行りでしょうが目新しいものではなくい

一瞬「ウヮー!豪勢」と言ってしまいましたが、

イザ食べる段になったら、美味しい!と言うほどの料理も無く、痩せた蟹をしゃぶりました



夜フロントに行って「明日の朝早いので先にお勘定を済ませたいんですが・・・」

「いえいえ、明日朝で結構です」

          「6時ころ出たいんですが・・・」

「何時でも警備の者がおりますので」

           警備の??



(冷蔵庫に、飲み物が沢山入っているので、そちらの事かな?もう食事も終わってるし手は付けないけどね)

変に勘ぐられても嫌だと思って、押し問答の末、じゃ明朝に。と言う事にしましたが・・・

嫌な予感・・・・

                                つづく

山陰の旅 ③ 安来、境港、大根島、松江、玉造、奥出雲

桝水高原 ― 国道181号線で米子 ― 国道9号線で安来に出て
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到着したのが

【清水寺】
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大門までの緩やかな階段がいい感じです

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厄除けとモミジの綺麗なお寺としても知られていますが、まだ紅葉には少し早いようでした

【三重塔】県指定重要文化財です
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山陰唯一の総檜造り多宝塔であり、相輪までの高さ33m

安政六年(1859年)の建立で、地方大工が三世代に渡って造り上げたそうです


しん、と静まり返っていた境内が、何やら賑やかに・・・

【紅葉館】という建物から続々と団体のバッジをした人々が出てきました


見ると入口に「精進料理 予約なしでも、どうぞ」


精進料理と言えば、先日行った「高源寺」でも進められました


時分どきで、お腹の虫が暴れてもいる事だし、この辺でお昼にしようと

お寺の「精進料理」初体験となりました


中に入ると、どうみても65歳~70歳位の女性ばかりが忙しげに立ち働いてまして

「急ぐんだったら2千円のが速いです」とせっかちに言います。。。「じゃ、それに」


懐石風に少しづつ出てきますが・・・ガサツなんです(・"・;)其のおばさま方

お寺さんの精進料理って、もっと、心落ち着いていただけるのかと思いました


お座敷なのですが立ったまま、腰を曲げて(膝を曲げずに)ポンポン置いて行きます(苦笑


それでも美味しんです! 食べ始めたら、おばさん方のガサツさが気にならなくなっていました


動物性のものは一切使っていないのは当たり前なんですが、見た目も味も工夫してあります

特に感心したのは、豆腐、山芋、くわい、蓮根などを用い、

海苔を皮に見立てて揚げてから蒲焼にして有る「精進ウナギかば焼き」
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蕨粉で作ってある「精進イカ刺し」は絶品でした

野菜も自家製。勿論料理も全て手製と言う事で、お吸い物も大変いいお味でした


最近ひさびさに食べた「美味しい!」と言える「お料理」

これだけ手間暇かけた料理が2千円。おばさま方のガサツさを差し引いても大満足でした♪


お勘定の時に、ご主人と、一言二言交わした会話から、どんどん話が弾みまして、

娘さんが偶然にも横浜の、それも我が家とご近所とか、

話しているうちにも、お客さんは入って来まして、先ほどのおばさん方の針のような視線が・・・

「お忙しいのにお手間取らせまして、ごちそうさまでした<(_ _)>」話を切りましたが

ご主人、それでも下足の所まで話しながら送ってくださいました

客ずれのしていない、人の良さそうな方でした



以前は旅に出ると、土地土地の旅館で出される御馳走が楽しみでした


最近のホテルや旅館は品数と器、演出ばかりに懲り、中身にあまり手をかけて無い。

例えば「お吸い物」。美味しいと思う事は滅多に有りません

「品数の一つ」的に置かれてる代物も多く、料理人の「心意気」が感じられ無い

故に、ビジネスホテルや、安旅館で充分と思うようになりました



精進料理に満足をし、清水寺を後に、境港を目指します

途中、泊ってみたかった【皆生温泉】をぐるりとひと回り
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落ち着いた感じのする温泉の街は「トライアスロン発祥の地」でも有ったんですね




【境港】は、水木しげる ゆかりの地で「ゲゲゲの女房」人気で小雨にもかかわらず観光客で賑わっていました
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以前、来た時も「水木しげるロード」もありましたが、これほどの賑わいも無く、彼にちなんだ諸々も少なかったです

テレビの力って凄い!

尤も、この σ(´∀`;)も、以前来た時は素通りに近く、写真は1枚も撮りませんでしたデス

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ねずみ男が何やら急ぎ足で通りました、手を振ってくれましたよ(*´∀`*)ノ

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いいですね~、老いも若きも楽しんでます♪

ゲゲゲの鬼太郎は、テレビのアニメをやっていた頃(30年くらい前か?)は好きで毎週見ていました

主題歌も大好きです 「お化けにゃ学校も~、試験も何にもない!♪」\(^▽^)/



境港から【大根島】(だいこんじま)へ

夫が是非行ってみたいと希望した大根島は
島根県の東部中海に浮かぶ島で、約20万年前の噴火活動によって誕生した火山の島
東西に3.3km、南北に2.2km、島の周囲は約12km
きわめて平坦で最高地点の大塚山山頂でもわずか標高42mしかない
島の火山灰土質が「高麗人蔘」と「牡丹の栽培」に合っているので江戸時代より栽培が盛んになった

雨が降ったり止んだり・・・大根島に渡る橋でみえた「天使の梯子」
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村山由佳氏の「天使の卵」と言う小説を思い出します




【由志園】
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今でこそ松江と境港に2本の橋でつながっていますが昔は離島であり、島に暮らしは貧しく女性たちは島の名産の牡丹の苗木でいっぱいになった籠を背負い、全国に行商に行っていました
その姿を見た、商才の持ち主である「門脇栄」が「女性たちが行商に出なくても済むよう、全国から観光客が訪れる日本庭園を造ろう。と思い立ち、周囲の反対を押し切り、8年の歳月をかけ昭和50年、ついに日本庭園の第1期工事が完成しました
由志園と言う名は「父親の由蔵が夢見、志した庭園」から名づけました
まさに「隅から隅まで人の手で造り上げた。」と言う感じの庭園です

夫はこういう庭園(京都や有名な寺院の庭園)が好きみたいですが、私は好みません

敷地1万坪、と言いますが、広さを感じられませんでした

腕の良い庭師さんが計算しつくして造ったものでしょうが

あまりにも多くの木、石、など、これでもか!と思うほどみっちりと隙間無く配置してあり、

私は見ていて息がつまりそうでした (コレ、内緒ですけどネ( ^ー゜)b )


大根島は日本一の牡丹の産地です
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大根島を後にして【松江】に出ます

以前来た時とはかなり様子が変わっており、随分小奇麗な町になっていました

【宍道湖の嫁が島】に落ちる夕陽が撮れるスポット「とるば」が出来ていてゆっくりと嫁が島に沈む夕陽を

眺められます
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この日は風も強く気温もかなり低かったので長居はしませんでした

【嫁が島伝説】
昔、姑にいじめられた哀れな嫁が、あまりの辛さに堪えかねて里帰りをした際に、近道をしようと思い、氷の張り詰めた湖上を寒さに震えながら渡っていきました
実家によほど早く帰りたかったのか急ぐあまり氷の溶け掛った上を歩いてしまい、氷が割れてあっという間に、宍道湖の中へと沈んでしまいました
この様子を宍道湖に住む神様が見ていて、あまりに、この嫁がかわいそうなので、松江城下の灯りが見える所に嫁のなきがらとともに、一夜の内に島を浮き上がらせました 


今夜の宿泊は、松江駅前の【ユニバーサルホテル】
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ここ、一度泊ってみたかったんです

ツインの部屋が1泊2食付きで、7,800円でした(もちろん二人で!)

もっとも朝食は食べずに出発したし、夕食は極質素なものでしたが、勿論、飲食持ち込みOK

温泉つきです。

入ってびっくり!フロアーはビジネスホテルとは思えないような雰囲気、造りで、天井は高いし従業員もGood!

荷物を部屋に置いて、松江の駅近辺をぶらぶらしましたが、同じようなビジネスホテルがひしめき合っていました


貸切同様の最上階の風呂に入り、自販でビールを買い(値段は外のコンビニ並み)質素な食事を済ませ

早めにベッドに入りましたが、想像していたような安ビジネスホテルの作りでは無く、

部屋も思っていたより広く、ベッドも広く寝心地は良かったです。



11月10日

朝食抜きで早朝出発

玉造温泉にちょっと寄り道、立派なホテルが多いです
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玉作湯神社(字の間違えではありません)
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手前の赤い橋は「恋叶橋」

この所あちこち温泉街を見ていると、温泉街が衰退しないよう、客が呼べるよう、色々工夫しているのを感じます
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足湯も多いです


【かみく桃源郷】
昔、仙人が住んでいたという桃源郷。豊かな自然に囲まれた清流の里で紅葉を楽しむことができます
と言う謳い文句なんですけど・・・・春には桃の花でもさくのでしょうか?

本当に「自然」、何も有りません。この場合「自然」とは景色が美しい「自然」では無く、その辺の「自然」

つまり、取り立てて言うほどの景色も無し・・・・・

多分、夏はキャンプ場になるんでしょうかねぇ
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唯一、この写真の景色だけが「美しい」と言えましょうか




ようやく「亀嵩」にやって来ました
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笑っちゃいました(>▽<)「交通標語」なんですね。亀だけ、だったら渋滞間違いなし(>▽<)


お目当ての駅蕎麦
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昨日の「定休日」の看板が出ています

まだ時間が速すぎましたので、少し足を延ばしてみる事にしました

山陰の旅 ② 勝山、神庭の滝、蒜山、鍵掛け峠、大山

11月9日

お天気はドン曇り、朝食をゆっくりとり8時出発

今日最初のポイント勝山は、

鳥取県との県境、岡山県の北中部に位置する真庭市に有り

平成21年度都市景観大賞【美しいまちなみ大賞】受賞した街です

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国道313号の「中国勝山駅」に差し掛かったところで、

「ストーップ!」なんだか面白そうなモノ見っけ!
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「檜舞台」って書いてある

車を駅の近くに停めてちょっと散策することに
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「檜舞台」・・・何だろ??
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太鼓もあるし、そう言えば、勝山に入った所に

「木材の町」と言う看板が立っていた。


商店街になっているので突きぬけてみると
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ここの辺り一帯が【美しい町並み保存地区】だと言う事が分かりました
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渋い染めの暖簾が多く、目を惹きます


橋が見えたので行ってみます

勝山は、嘗ては出雲街道の宿場町であったと共に、旭川沿いは、【高瀬舟の発着場】であり

河原の石畳は、当時のものがそのまま残っています
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郷土資料館には戦時中に勝山へ疎開していた「谷崎潤一郎」の資料もあったらしい

知らなかったので寄らなかったのが残念!




湯原奥津県立自然公園に有る「神庭の滝」へ。一帯は国指定名勝地。

朝早いので人影もあまりありませんでした

【玉垂れの滝】
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年中絶えることなく落ちる水滴は、水晶の玉を連ねた姿を思わせてこの名が付けられたそうです。

奥の方から「ほ~!ほ~!」と言う声が聞こえてきます

猿に餌をやっていました
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凄い群れ!我々が通っても、立ち止まって見ていても、全く反応なし
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襲われる心配もないどころか、シカトされています
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餌付をしていた方に、尋ねたところ、色々お話をしてくれました

この日は猿のグループが3グループ位降りてきており、

近頃稀な数の多さだそうで、昨日は一匹も来なかったそうです


公園の入り口には

「白いビニール袋は絶対提げ無い事。食べ物は持ち歩かない事。勿論エサはやらない事」

などの注意書きが有りました、
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昔は悪さをしてどうしようもなかった猿達ですが、観光客にマナーを徹底してもらったことにより

サルも「観光客は食べ物を持っていない」、と言う事を認識し襲わなくなったそうです


観光客の躾に成功した、と言う事でしょうか(笑


毛並みも綺麗です

今は「冬毛」で脂肪を蓄えている時期なので綺麗なのだそうです

お猿さん、見ていて飽きません、特に子猿可愛いです

猿ばかり見て「滝」の事忘れました

【神庭の滝】
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落差110m、幅20m、日本の滝百選の1つで規模としては、中国地方随一。

先ほどの係の方が説明して下さった事には

滝の途中の右側の苔の生えた岩が「鯉の滝登り」に見える、とか

そう言われてみると・・・見えます^^;


でも、鯉より猿の方が・・・(^^;ゞ

何時まで見ていてもキリが無いのでお猿さんと係の方に別れを告げ

国道313号を蒜山(ひるぜん)高原に向かいます


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見事なイチョウの木

【蒜山高原ハーブガーデン】を通り大山道を抜け

【鍵掛け峠】へ抜ける道は紅葉は今が、ピッタンコなんですけどね、

雨が降って来て、嫌な感じーー;
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霧が段々濃くなって来た
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え!? (*□*)雪?工事中? (*□*)
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我々が通り過ぎたら、即、「通行止め」のゲートで道を塞いでました

ε=( ̄。 ̄;)フゥ~ ヤレヤレ。。。。

桝水高原を通りようやく辿りついた【大山まきばみるくの里】

=(´□`)⇒ガーン!休み
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ここのソフトクリーム楽しみにしてたのに~ (ノД`)・゚わ~ん

切り替えます(`・ω・´)キッパリ

「米子」に出て「安来」を目指します。


                ヤレヤレ・・・・
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つづく

山陰の旅5泊6日

宿泊費      

東横イン岐阜羽島  ツイン 朝食付き(食べない) 4,263円

真庭リバーサイドH ツイン 2食付き      16,000円
ビール・ウーロン茶  1,023円

松江ユニバーサルH ツイン 2食付き       7,980円  朝は食べず

城崎リバーサイドH ツイン 夕食のみ      27,980円 (内、入湯税300円・入湯料380円)
ビール・酒      1,260円

ホテル糸魚川    ツイン 2食付き      16,300円 (内、入湯税300円)
   ビール          780円


                        75,860円



ガソリン代    124ℓ           16,693円 




入園拝観料、駐車料                6,000円




飲食・買い物他 (紅葉館精進料理4千円含む)   20,000円




=========================================================================================
                  合計   118,279円

山陰の旅 ① 岐阜羽島、京都篠山、兵庫丹波、宍粟、佐用、岡山真庭

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今回の旅は「亀嵩の駅そばを食べる旅」と銘打ちました



もうかなり昔の話

当時、松本清張ファンだった私は、当然「砂の器」を読んでおり「木次線の亀嵩駅」には興味が有ったので

鳥取、島根に来た時に、わざわざここを通ったのです

車を止め、駅を覗くと何か不思議な雰囲気

ショボイ所ですが、蕎麦を食べている客で賑わっていました

「なんで、こんな小汚い(スミマセン!)所でわざわざ蕎麦を食べるんだ?」と思いましたが

その後、「この駅の駅長の打つ蕎麦が旨いらしい」、事を知り、臍を噛んだのでアリマス。



それから幾年月、ようやくリベンジの時来たり!

今回の「山陰の旅」の構想を聞いた時、「絶対外せない場所」に入れました

が!予定では亀嵩駅到着は火曜日になる

念の為調べてみたら、駅舎の蕎麦屋は火曜定休 _| ̄|○ガックシ・・・


日程とコースを大幅に変更して「亀嵩駅の蕎麦を食す旅」は実現したのでアリマス。


             ----------------

11月7日(日)

午前中の仕事を終え、帰宅した夫を待っての出発はいつもと同じです

高速道路が割引になりますからね

行ける所まで行きまして、あまり無理をせず、岐阜羽島に泊まることに決定



やはり、かなり昔の話。初めて岐阜羽島駅を通った時は、

新幹線の駅以外あまりにも何もないのに驚いたのを覚えています


当時、テレビのサスペンスで良く「岐阜羽島駅」が出てきました

多分、「新幹線の時間表のトリック」で。だと思いますが・・・

さぞ賑やかな駅だろうと思ったのですが、閑散として駅の蛍光灯だけが光っていたのを覚えています


もっとも私の住む町の、「新横浜駅」も、今でこそ凄いオフイス街になりましたが

其の昔は、駅そばにはパチンコ屋が一軒、有ったきりで後は何もありませんでしたから



岐阜羽島駅周辺はホテルの多い事!ビジネスホテルだらけ

その割には駅前には飲食店は全くありません

仕方なく、、先ず近くに有った温泉に入り、車で、繁華な所まで戻りました

最初に目についたのが、「餃子の王将」。一度入って見たかったので、即決定

我が家の近くには店舗が無いのです

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これだけ食べて2千円でお釣りが来ました♪  

気がつくと行入口には常に行列。タイミング良く並ばずに入れたのはラッキーだったんだ!


ホテルは駅のすぐ前の「東横イン」

料金は、ツイン朝食付きで 4,300円!!!勿論二人で^^v

使いやすい部屋でした。



11月8日

朝食が付いているけれど、時間が惜しいので食べずに6時出発

岐阜羽島IC名神高速で京都方面~
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6時45分頃山の端から日が昇り始める。今日も良い日で有りますように
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京都縦貫道、篠IC~園部IC

この辺りは冬は雪深いんだろうな~、と思わせる民家の屋根
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篠山に抜けるのに【るり渓】と言う所を通過したのだけど、

この道、大阪府能勢町と兵庫県篠山市を目まぐるしく出たり入ったり・・・・

「あとで地図を見てい見たい!」と思うほどでした

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【デカンショ街道】もネーミングが面白い。篠山辺りの国道372号線の一帯を言うらしい


兵庫県篠山市東本庄 【宝鏡山  洞光寺】
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洞光寺は、南北朝(1374年)の時代に建てられた曹洞宗の古刹

紅葉の名所として知られているが、地図にはあまり出ていない

苔むした石段の上に赤く染まったもみじが数枚散っており、それを踏まぬように歩を進める

左の池の周りのもみじはまだ色付き始めたばかり

このもみじが赤く染まるとカメラマンが押し寄せるらしいが、この日はひっそりと静かでした
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由緒有りそうな(古びた)高欄つきの楼門がポツンと言う感じで建ってはいるが

昔は「10万石を与えられていた」と言う格式の高さが窺える
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正面の本堂は、取ってつけたようなコンクリート作り!?

この雰囲気に似合わず、変だと思ったら、たびたび火災に遭い寺宝を失い

現在の本堂は昭和49年にやっと再建されたそうです




丹南篠山口ICから。舞鶴若狭自動車道に乗り、春日ICで降り

道の駅「あおがき」で情報収集の結果、兵庫県丹波市【高源寺】へ

惣門
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ここは観光客が多く、駐車場も第1、第2、第3、と有りますが

「惣門 まで5分」と言う第2に置きました。5分位歩くのは度って事無いもんね~♪

参道へ通じる道の両脇に少ないけど露天なども出ていて、山門は直ぐだと思ったけど

坂が・・・急。。。。見た目は大したことないのに、(〃´o`)=3 ハァ~、きっつ!

ゼィゼィして登っていたら、交通整理係のオッちゃん、

「何で上まで車持ってこないの?コッチガラガラなんだよ」

上から見えるんですよね、第2が、でも、第2から第1は見えない。横に曲がった所に有るから・・

「空き」って案内板出してくれればいいのにぃ~

σ(´A`;)アップダウンに弱いんです。気管支が弱いので(o>ロ<;)ゼィゼィ

同情したミカン売りのお兄さんが小さなミカンをひとつ差出し

「キツそ~、これ食べて喉うるおして、ゆっくり行って」

ナ、ナントお優しいお言葉!(T_T)「アリガトゥ~」

其のちっちゃなミカンを握りしめ、美しいもみじの庭園を堪能しました。

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高源寺は、臨済宗妙心寺派の寺院。山号は瑞巌山。本尊は釈迦如来

丹波紅葉三山の一つで、もみじ(天目かえで)の寺として知られる

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山門
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まだ紅葉には少し早い

これが全部紅葉したら凄いだろうなぁ~

♪~「燃える秋~♪」と言う歌を思い出した

仏殿
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多宝塔
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春日ICに戻り舞鶴若狭自動車道~吉川JCT~中国自動車道~山崎IC

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宍粟(しそう)と読みます。土地の名前って難しいです

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宍粟「最上山公園」

もみじの紅葉の名所として近所では「もみじ山」と呼ばれているらしい

裏から入ったのかな?どこにも公園の名前が無い

入口の端っこに、

宍粟50名山「篠の丸登山口」と書いた小さな丸太が立っている

チリンチリンと杖の鈴を鳴らしながら「こんにちは~」とすれ違った女性がいた

ハイキングコースになっているらしい


山崎IC~佐用IC
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佐用の棚田に行きたくて下調べしたら

(インターを出てすぐのパチンコ店の横の道に入り・・・)とあったが

横の道??人が通れるほどの道は有る、でも車はとても無理でしょ~?


傍の蕎麦屋で聞いてみるとやはり「パチンコ屋を横に入って」・・・

えー!うっそー、ここは無理 (゜.....゜ ;)

もう一度今度はガソリンスタンドで聞いてみたら、また同じことを言う

「この細い道??」「チガウチガウ! この先のパチンコ屋です」

なぁ~んだ50mほど先にもう1軒パチンコ屋が有った

その横の道を曲がってから二人で大爆笑!

「良かったね~、あんな道無理やりは言っちゃったら

   ニッチモサッチモ行かなくて今頃立ち往生だわ (;^□^)ハハハ~」


知ってる人は当たり前だと思って教えるけど、

聞く方はすぐ近くのパチンコ屋と思うでないのよネ~

人にモノを教える時は親切にしよう ネー(=・д)(д・=)ネー

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佐用の棚田は広範囲で、この他にも甲大木谷棚田が有る

やはりここも維持存続がだんだん厳しくなり、「棚田オーナー制度」を取り入れ、

プラス、ボランテアの人達の支えにより棚田が守られ ているようです


もう少し山の上に行くと天文台があり興味が有ったのだけど、夫がイマイチ乗ってこず諦める


帰りは佐東ICへ出ようと思ったけど、もう少しの所で通行止め><;

夫は強行突破しようと?通行止めの看板を睨んでる。こういう場合アブナイ

 「あのさぁ、この場合結局は引き返すことになると思うよ(・"・;)

    スーパー林道行った時も40分くらい戻ったし、

        この夏のカッパ温泉の所も随分戻ったでしょ?

               多分無理だと思うよ、学習しようよネ」


近所の主婦さんが丁度車で戻ってきたので夫が聞きに行く(しぶといねぇ^^;)

「その車じゃとても無理ですよ」と言われ、ようやく納得、佐用ICまで戻る事に


ともかく、夫は、「同じ道を引き返す」、と言うのが好きでない

できれば、通り抜けたいのだ。それが例え少し遠周りになるとしても

なのでとんでもない目に会うこと数知れず^^;彼、なかなか懲りませんのデス。



落合ICで降り、今日の宿泊先【真庭リバーサドホテル】

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このホテルは温泉付きです。それに凄く安い!

勿論ランクは色々有りますが私たちはいつもの通り、一番安いプラン

食事は質素ですが一つ一つは、手作り感が有り、とても美味しく大満足でした

接客良し、清潔、食事はうまいし、温泉も良し!

強いて言えば朝食が・・・^^;お粗末でしたが、そのほかはハナマルのホテルでした

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                               つづく
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