姑は、眠っていた。
声をかけても起きない。
何か・・・・いつもと人相が違うし、、、、、入れ歯も外れかけている
揺り動かしても起きない、どうしたんだろう?
ん?Σ(゜Д゜;?!、、、姑のオデコにでっかいタンコブ!!
唇も切れている。どしたんだ?!・・・・・・う~~ん。。。多分車いすから落ちたんだろう
ナースセンターで名前を記入して、いつものように挨拶したけど誰も何も言わなかった
おでこを見て???と思っていたら、ちょうどナースが覗きにきた。
あまり見たことのない人、新人だろうか?
「このおでこ、どうしたんでしょうか?」と聞き終わらないうちに
「あ、ちょっと待って下さい」逃げるように行ってしまった  ̄ェ ̄)ん?
副看護師長のY看護師が来て言うには
「お母さんは保菌者なので前のようにナースセンターに座らせておく事は出来ないので
ベッドサイドで車椅子に座ってていただいていました。
看護師が15分位目を離したら転んでました。本当に申し訳ありません」
「・・・・・・・・」
昨日、看護師に
「かなり動きが激しくなってきたので、鼻の管を何かの拍子に取っちゃわないか心配です」
と言ったばかりだった
このところ上体と手がかなり動くようになり、「拒否」を示す時や「イライラ」すると
上体を大きく左右にくねらせたり両手を大きく「ツイスト」(古っ!)をするように振ったりする
それが 反動 でするのでかなり強力なのだ
良くなってきたらなってきたで心配も増える、と贅沢な事を言っていたばかりだった
車いすに座らせる場合、
いい加減な看護師は、ただ座らせる、というだけなので体が大きく傾いたりしている時が多い
酷い時は姑が前のめりになって新米看護師が支えきれず途方に暮れている光景を目撃したことが有った
ナースセンターなので入って手伝うわけにはいかず、ハラハラしたのを覚えている
姑は自分で座りなおすこと、体勢を直すことが出来ない。
座らせれたら、そのまま1時間でも2時間でもそのままである
だから車いすは嫌いで、行くと「助けて~><;」と言うように「クスンクスン」とべそをかく。
そうかと言ってベッドに長く寝かせるのは好ましくない
また、そうかと言って姑を私の力で座りなおさせる事はかなり難しい
車いすは狭いので腰回りに手を入れて持ち上げることが困難なのだ
患者自身が手を使える人や、少しでも立ち上がろうとできる人ならさほど難しいことではないけれど
姑の場合、手に触ると非常に嫌がる、だらりとしていて脇の下に手を回すのも結構技術がいる
要するに「つきたての柔らかいおもちを抱えるようなものなのだ」
椅子からベッド、ベッドから椅子に移す時なども、看護師二人係りでも結構大変だ
だから忙しい時、「ベッドに戻してください」と言うのにも気を使う
多分新人看護師が二人掛かりでやっといすに座らせ、中途半端な体勢のまま座らせていったのだと思う
前に体が傾き、そのまま前のめり・・・・頭から落ちて。。。だったのだろう
看護師が来てみたらうつ伏せに倒れ、おでこをワゴン台の足についてる車にぶつけていたと言う
手を使えないからもろ顔から突っ込んだんだ。。。
良く骨折もしなかったと思う
私が絶句していると、A看護師
「これでコブも出来なければ心配ですがコブが出来たので心配するようなことにはならないと思いますよ、冷やしていますから」
「・・・・・・・」
冷やしていると言ったって氷嚢?を乗っけたのだろうがそんなもん乗るわけがない
私がいくら乗せたって手を話せば即!落ちてしまう。
看護師はそれを承知で(落したままで)行ってしまったのだろう
Y看護師、落ちてる氷嚢も見ないで(いやでも目に入るが・・)クールニング?してますから。とおっしゃる。
「念のためにCTとっておきましょうかね、、、、そうしまししょうね。
こういう場合1時間ごとに経過観察していますので大丈夫だとは思いますが、
ご家族は心配ですよね~CT撮りますね(^^;)」
ナースセンターでCTを取ってもらうべくそちらの医師に連絡している
その後、責任者(多分)にも電話を入れている、
事故が起こった経緯、を報告しているようだ。
聞いていると転倒に気づいたのが13時半ころ。
私たちが来たのが16時半ころ。
3時間も経って、この対処。
電話で「忙しかった、食事時間が重なって…」などなど直ぐ報告しなかったことを言い訳をしていた。
私がいつものような笑顔を返さず聞いていたので慌てたのだろうか?
CTを撮るとなるとそれなりの手続きがいるので上司にも黙ってるわけにはいかないし・・・・
この間、昼と夜の看護師の交代時間になり、
入院当初から姑の担当だった看護師が、丁度今日の夜担当だった
「大変だったらしいですね~本当にスミマセンごめんなさいね~><;」
姑は周囲の騒がしさをよそに、こんこんと眠っている
「このあまりにも良く寝ちゃってるのがチョット心配です」
と言ってるうちにCTを取る準備ができて連れて行かれた
その後、合った事のない医師が来て
「今のところ心配するような変化は見られません。
こういう場合は24時間経過観察です、後から出る場合もありますから」
こういう場合は24時間経過観察です、後から出る場合もありますから」
と言う事だった。
このY副看護師長、次の日あった時は満面の笑顔で
「お母様今日はご機嫌ですよ~???って声出しましたよ('▽^*)ニパッ!」・・・やたらとテンションが高い
しかし次の日からは「ツーン」と言う態度だった
いつもはお互いに「笑顔の挨拶」だった
私が直ぐ「いいんですよ~たいしたことなさそうですから~('▽^*)ニパッ!」とでも言うと思ったのだろうか
いまだに顔を合わせると以前のように普通の笑顔の挨拶は返ってこなくなったのでありました
起きた事事態は仕方がない事で、看護師の忙しさもわかっているし、私はそれを責めたりはしない
ただ、こちらが聞くまで黙っていて「どってことないですよ、ただ転んだだけです」的な態度に呆れ
こちらの顔色をうかがいながらの対処の仕方が面白くはなかった。
その三日後、急に担当医から電話が入り、
「『胃ろう造設』が明日の16時半に決まりましたけど、いかがでしょうか?」
夫が先日、なるべく早く、とお願いしたばかりだった
最近発熱もなく落ち着いていおり、転院先が決まりそうなのでタイミングを逸しないように、と思ったものの
先日の「MRSA」菌が痰から出て「保菌者」になった、と言う事を聞いて不安になっていたところだった
医師に聞いたら「MRSA は手術には全く影響ない」と言う事だった
う~~ん、、、、医師が言うんだからそうなんだろうけどねぇ、抗生物質も効かないんでしょ~?
このところ、姑の左右の手に、頻繁に「水ぶくれ」が出来ては治り出来ては治りを激しく繰り返している
今でも常に2、3か所出来ている
別に皮膚科に見せるわけでもなし、薬を塗るわけでもなし、
ピッタリフィルムを張り付けて、治るまでそのまんま。。。。
今の傷の治療の仕方はそうなのだろうが、この場合もそんなのでいいのか???
私は水ぶくれが出来る前兆が現れると直ぐわかるが、
看護師は水ぶくれが出来て、私が言ってからは初めてペタンコと張ってゆく
ガーゼを紙テープでちょこんと張ってゆく看護師もいる
後でテープに張り替えるのかな?と思うとずーーーっとそのまんま
はぁ~~~。。。この大事な時に、もし、MRSAの症状だとしたら非常にまずいことになる
転院先が決まりかけている矢先なのに、、、、
神様どうぞ何事もないよう、お願いします (;´Д`)オネガイシマス・・・・