2009年02月

【話し合っても話し合っても…】(9)

    
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    部屋に入ったら、姑がテレビを食い入る様に見ている!

ん?姑の所にテレビは無い筈、???



S看護師が来て、

「隣の患者さんが借りていたテレビなんですが、お部屋を移りましたので、

ちょっとお母様に見せたらジーっと見てたので夕方返すまでコッソリこっちに移しちゃいました^^;」



今まで外を見せても、長い間、集中して見てる事はなかったのに、凄い進歩です


「何チャンネルがいい?」と言って1から4,6、と順に言って8でうなずいたと言います


「お年寄りは、1が好きなんですが8とはね~、そう言えばジャニーズ系がお好きでしたよね!」


その「うん」は果たして8が良かったのか偶然かはは判りませんが

確かに、1より、8、が好みであろう事は想像できます

結局このテレビ、借りる事にしました


この日から、いつ行っても耳にイヤホーンが突っ込んであります

グーグー寝ていても耳から、かすかに音が漏れています (苦笑

  
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其の後に新しく入った患者さん、あきらかな「術後せん妄状態」です

落ち着きがなく、直ぐベッドから降りてしまいます

当然、足元センサーがナースセンターで感知して看護師が飛んできます

どうされました?、と聞くと

「遠足に行く」

ここは病院ですよ○○さんは昨日手術されましたから遠足へは行けませんよ~。寝ていてくださいね

「鈴木と約束したんだから行かなきゃなんないんだよ(`Д´)!」

いつ約束されたんですか?

「昨日だよ(`Д´)」

昨日は手術したんですからどなたとも約束してません!寝ていてください!

「アンタ!(`Д´)噂話流すなよ!」

噂話?流していませんよ

「鈴木が言ってたぞ!(`Д´)」

鈴木さん?しりませんよ

「おととい鈴木とあんた一緒にいたじゃないか!(`Д´)」

おとといは○○さんとまだお会いしていません、昨日いらしたばかりでしょ?

  
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「入れ歯入れたい!(゚ω゚) 」

ハイ、入りましたよ~♪

「もう一つ(゚ω゚) 」

上と下と入りましたよ

「もっと入れたい!(゚ω゚) 」

もう無いです、入れ歯は上と下入れたらもう入りませんよホラ、
                (空の入れ歯が入っていたタッパを見せる)

と!突然タッパをひったくっり入れ歯を浸けていた液を飲もうとする!

あ!!><;それ!タフデントが入ってますから飲めませんよ!!><;

「タフデント?(゚ω゚) ?!」

あ、、タフデントに浸けたら大変だくっついちゃう~。。。><;えっと!・・・ポリデントだっけ?

この患者さん、ずーーーっと其の看護師を独り占め(苦笑


看護師さんは仕方なくパソコンデスクをベッドの脇に持ってきて隣で仕事をしてました

この夜は其のお向かいのベッドの患者さんもかなり「トチ狂って」部屋中大騒ぎでした

  
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姑はと言えば相変わらず反応がすこぶる良好であったり、全く無反応だったりの繰り返し


この日、2年前まで住んでいた茅ヶ崎から、親娘三人、お見舞に来てくれました

オルゴールと、花と、お節句の絵を持ってきてくださいました


娘さん姑を見るなり泣き出してしまい「おばさま、どうしちゃったの!?・・・」

後は言葉になりません


姑はと言えば、凄い反応で首を持ち上げんばかりです

奥様と娘さんが涙を流されて姑の手を取り色々話しかける

姑も泣き顔でゆっくりだが何度もうなずきます



誰だか解ったんだ!良かった~~♪

夫が言うには「オヤジ俺よりよっぽど可愛がってたもんなぁ」



このご家族は開業医だった亡くなった義父の患者さんで、何かにつけて気になっていた家族でした


娘さんは赤ちゃんのころから看ており、わが子のようにかわいがっていました

それがもう社会人です


1時間以上の対面を終えて帰った後、オルゴールの包装を開けているとY看護師見に来たので、

「オルゴール鳴らしちゃ行けませんよね」  「構いませんよ~どうぞどうぞ」

と言う事でネジを1回だけ巻いて・・・・・・♪♪


なんと「乙女の祈り・・・・」。。ナースコールと同じではないですか~(゜m゜;)

まずいじゃん(爆)

姑は勿論反応無し

ナース室の全員がこちらを見ている~~ (゜m゜;)

直ぐ止めました<(_ _)>
 
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前にも触れましたが 「胃ろう」 造設の事で、この所眠れない日が続いてます

夫といくら二人で話し合っても堂々巡り


入れ替わり立ち替わり来る看護師さんが一様に「胃ろう造設の説明うけました?」皆心配そうな顔をします


私が初めにN看護師同席でH医師から聞いた話では
今のような鼻管挿入は本人の負担が大きく、唾を飲み込むのも苦痛が伴う
このままだと口から物を飲み込むことは永遠に出来ないので、
嚥下訓練をするためにも「胃ろう」にして入れ歯も作り、
口から食べられるようになったら胃ろうはとれば良い。簡単に取れます
胃ろうの手術は簡単で「盲腸の手術より少し大変位」です。
そう説明を受けました

私たちは二つ返事で、お願いしました



所が、知人に話したら「胃ろうなんて最後の最後にやることだって介護士が言ってた」。。。

其の知人は高齢の親を長年家で看でいましたが

自宅では対応出来なくなり介護施設に預けています


其の言葉は介護施設で胃ろうにしようか、と言う話が出た時介護士が言った言葉だそうです


看護師の「胃ろうの話聞きました?」の心配顔が代わる代わる思い浮かび、あちこち調べてみた結果

なるほど、皆が心配してくれることの色々が判りました


そして今回、担当のH医師が、W消化器内科医師と、我々夫婦の話し合いの席を設けてくれました

H医師、W医師、H看護師も同席。

先ずW医師の話
H先生から大体の話は伺ってます

そこで私の意見ですが、確かに「胃ろう造設手術」自体は簡単です。

しかしそれにともなうリスクはかなりあります。(リスクの説明あり)

腹膜炎、漏れ、誤嚥性肺炎・・・・

身体の状態が良い人ばかりでは無いので手術が原因で亡くなる場合もあります

ご家族のご希望は「口から食べられるようにするためのに作る胃ろう」と言うご希望ですが

今まで、若い方から高齢の方、多数手術をして来ました

なんらかの障害でものを食べられなくなった方たちですが

そう言う患者さんが胃ろうを作った後、口から食べられるようになったり

言語をハッキリ話せるようになった患者さんは極々!少数です。

其の事からして、術後食べられるようになると言う認識は持たれない方が良いと思います


「胃ろう」が作ってあることに関しては鼻の管よりは胃ろうの方便利は便利です

肺炎のリスクも少ない、話す事に関しても鼻の管よりはストレスも少ないです


お母様の容態を見ますと頻繁に発熱が有り、

今色々なデータを見ますと血液の炎症反応が有ります、その原因が判りませんので

もう少し様子を見られた方が良いと思います

胃ろう造設は急いでやって良い事はないと思います

結局「食べられる、喋れる」ようになるために「胃ろう」を作るということは目的が違うので

そのための「胃ろう造設」ならば多大の期待をしない方が良い。

という結果でした。


これは、私が今まで色々な方面で調べた通りの結果でした



このW医師の話は歯切れが良く丁寧で我々の気持ちを良く汲んでくれたものでした

若い!30歳を少し過ぎたくらいだろうか、長身でハンサム♪♪

。。。。なんて!それどころではない~~~(泣

 
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先日、脳の「核医学検査」をやっているので、其の結果と照らし合わせてまた考える。と言う事になりました



ですが、どちらにせよ、このままここでいつまでも足踏みしている訳には行かず、

何らかの回答を出さなければなりません


いつまでも 鼻管からの栄養摂取とは行かず、そうかと言って「胃ろう」にしてしまうと

其の後の問題山積みになるのは明らかです


退院後の姑の行く場所探しも大変な事になります


これは病院の医療相談室に行きソーシャルワーカー(だったかな?)と度々話し合っています

受け入れ先はその状態で変って来ますし、状態によっては受け入れ先が無い事も有り、益々立ち往生になります


それは姑がこうなってしまい、マンションに戻れなくなったら、と思い始めた時から色々調べ、

また、人伝に聞いたところによるもので、有る程度は把握していますが

現実的に私はまだ動いておりませんので、実際がどうなのかは、今は解りません



そろそろ施設見学もしなくてはいけないかな。。。。

マンションはどうする???

夫はもう少し待とうと言う。。。。


今、悩んでます。困ってます。毎日頭の中は堂々巡りです


その間も見舞客がポツリポツリといらっしゃいますが・・・・・

姑に面会し泣きます。目を真っ赤にして帰ります。

其の涙の訳は?。。。。

 
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気がついたら窓の外!

雪が降っています!

そこらじゅう真白になれ~~~~道路も車も屋根も煙突も、何もかも真っ白になれ~~~♪

今夜は鍋焼きうどんにでもしようかな~。
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余計な口出しをするな

 
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このところ葬儀、法事、地域の集会、問題解決の話し合い等など

あまり喜ばしい席では無い人の集まる所に出る事が多い


葬儀や法事など、第三者として(客)ただ悲しみにどっぷりと浸かり、出席してる場合はまだいい


しかし多少なりとも渦の端っこにでもいようものならば、
             
「平和主義者」であってもモロにその中に入って行かなければならない



正直言って、口角泡を飛ばして言い争うような事などそうそう多くはない。
                              と言うのが私ら夫婦の主観である


しかし、私達にとって些細な事でも、他の人にとっては「一日中議論する」事にに値する場合も多い



何故争いになるのか?己を押し通そうとするからである

それならそれで「私はこうしたい!」とハッキリ言えば良い

当事者の問題を周りがゴチャゴチャ言い過ぎる。


考え方を問われたら発言すれば良い

文句が有るなら自分が替ってやれば良い

出来ない問題ならば当事者間に任せれば良い


本当に当事者の「為」を思うならば、乞われた事だけをやれば良い

当事者の立場に立って考えて見よ、いかに周囲の「余計なおせっかい」が多いか



良く見ていると殆どが「私はいいんだけど、何何がどうだから・・・・」と言う話の持って行き方をする


トラブルが起きた場合、良く考えて見て、結果的に何を望みたいのか?

その点をハッキリ絞らずに、枝・葉のどーでも良いところで堂々めぐりの討論をしている



そして、人には見栄が有る、自分を良く見せたい、悪者にはなりたくない、しかし我を通したい。。。。

こうなると、もうくんずほぐれつ、永遠に堂々めぐりの話し合いが続く。。。。。
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今、嵌っている「風間一輝」の本の中の「落ちこぼれでアウトローに生きる主人公」のセリフがある
私はかまわない、と思っているなら余計な口出しをするな。


俺はいい、と思ってるのなら、 不満を言っているあいつらを説得しろよ。

それができないのなら、せめて賛成と言え。 そすらできないのなら黙っていろ。
                                                      不満を持っている者だけが文句を言え。

世間の眼、などという得体の知れぬ眼はない。
                                    世間の眼とは、そう言っている者自身の個人の眼なのだ。

ほんのわずかでも火の粉が降りかかってくるのを嫌って 、自身だけは安全地帯へ置く。


いかにも自分の意見ではないような、公平な第三者の言葉を装っておためごかしを言う。


「好きなように生きる。嫌いなことは絶対にしない」

「それができれば苦労はない」と物知り顔に言う人間は多いがそうした生き方に挑戦する人間は少ない

フムフムなるほど、おっしゃる通り!

事無かれ主義、平和主義者は時として悪者になるのであります。

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そして「風間一輝」とは関係ないが最後にずっこけた文章を。。。 


暗い道は歩かないようにしよう。

「若くてスタイルの良い方が 狙われます」のでほぼ夕暮れまでは安心です。

               (暗いと相手が見間違うことがあるので 要注意。)

ひとりでウケましたぁ~~~( ゜^口^゜)゜
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コメント(30)

何があったのかはわかりませんが、『余計な口出し』&『余計なお節介』は世の中に多く存在します。そして偽善者チックに物事を考えるあまり、実態とそぐわないことや、正義の味方ぶって人を余計混乱させたり、自己満足に陶酔したり…。
世の中色んな人がいます。
で、教訓は…
『全て自分に置き換えて考えてみなさい。どうされたらイヤなのか、どうしてもらうと嬉しいのか…。そして周りの人を冷静にご覧なさい、助けを求めている人がいるかもしれません。どのように手をさしのべてあげられるかをゆっくり考えてみてください。その方法がわかれば世の中は平和になるのです。』削除
2009/2/24(火) 午後 0:37SAM返信する
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身内の方が他人より遠慮がない分、やっかいなのでしょうね。
とある方に不幸があったとき、ボクは葬式に出れませんでした。
なんか、生きてる人間の確執があってね。
双方の出席者の人数を合わせるためだのと不可解な理由で。
ただ単にお悔やみしたい気持ちだったんですがね。
亡くなった方は仏さん。
生きてる人間のゴタゴタを草葉の陰で笑ってらっしゃる。削除
2009/2/24(火) 午後 0:41ちゅっちゅ熊太郎返信する
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イラストに描いてあるような、おばさんが暗い道では、狙われるんですね、分かりました(笑)。削除
2009/2/24(火) 午後 0:54じゅん返信する
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こんなおばさんよく見るよ・・
暗くてもわかると思うなぁ~削除
2009/2/24(火) 午後 5:06春おじさん返信する
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ふむふむ~
最近色々考えてるもら家です~人との付き合いってホント大変だわ・・・
言ったら怒るし、言わないとまた怒るし、感じてよ!!!って(^_^;)わかるかい!などと不満だらけの毎日ですが、なんだかおかげで前より少し心が強くなれたような気がします~そうやって成長できるのかもしれません(^○^)削除
2009/2/24(火) 午後 8:49mora返信する
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もー。まったくその通りですよ~。
ろくな政策もないのに、自民党を引きずり降ろさんがためにブーブー言ってる野党もそうですよ~。
文句だけじゃなくて、政策言え~!!削除
2009/2/24(火) 午後 10:46かじら返信する
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『暗い道は歩くな~』思わずニンマリしてしまった・・
注:若いかどうかは、暗いとわからないょ。。滝汗削除
2009/2/24(火) 午後 11:01[ rin ]返信する
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SAMさん
全く仰る通り!
今まで其れとなくお付き合いしていた人のらなかった嫌な面を見てしまって、見なかった事にしようか、そう言う人だと再認識して間をおこうか。。。いやはやヤダヤダ><;削除
2009/2/25(水) 午前 6:09kinako返信する
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熊太郎さん
肉親内のトラブルって大体「冠婚葬祭」の時に吹きだしますね
本性丸出しになりますから(苦笑
本来お葬式は亡くなった人を悼むために有るものですから「出席を拒む」なんて聞いた事も無いです、色恋沙汰が絡めば別ですがね。
「出席者の人数合わせ???」亡くなった方が可哀想です。最後のお別れ出来なかったんですね ( ĭωĭ )削除
2009/2/25(水) 午前 6:20kinako返信する
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お父さん
今は女性が男性を襲う事だって「アリ」かも知れませんよ!(爆削除
2009/2/25(水) 午前 6:21kinako返信する

【エ~ン、エ~ン、泣き続ける】(8)

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隣の爺ちゃんのベッドが空になっていた、今朝退院したのだろうか?
寂しくなった。 シーンと静まり返っている「観察室」

向かいの奥のベッドで看護師の話し声が聞こえる

看護師A 「やりにくい・・・・この人チ○チ○ちっちゃい・・・」
看護師B 「大丈夫?チ○チ○ちっちゃいとやりにくいんだよね~」

えっ!Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)!え~~!オイオイ聞こえるよ!><;
チ○チ○ちっちゃ言うなー!(゜m゜;)



夫は「俺、もし入院したら絶対あの二人担当から外してもらう!」と言い

以来、彼女らと会うと、「アイツらだぞ ちっちゃ! って言ったの」、と言う。。。(-ω-;)


今まで8人位の看護師が交互で姑を看てくれたが、

同部屋でも、向かい側のベッドは全く知らない看護師が担当していることが多く、彼女達も私は顔なじみでは無かった。

この件には本当に驚いてしまったけど(*^艸^*) チョッピリおかしくも有った。


この頃、姑は、大好きなN看護師の「○○さんお名前教えて下さい」の問いに

「○○です」と言い、「下のお名前は?」に「×子」です」と言ったと言う。

驚きだ、試しに、私が問いかけたが・・・・変化無し (x_x;)


私達の話に数回頷き、首を振った事も有ったが

この日、私を見る目は「憎々しげ」で怖いくらいの刺すような憎悪の目だった

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夫の従兄夫婦が見舞いに来てくれた

夫人の「おばさま!○子です!」の叫ばんばかりの声に、居合わせたN看護師が暫く見学(苦笑)

夫婦でかわるがわる姑の手を取り話しかける

が、解っているようないないような・・・・それでも、時折「ハッ!」とするように眉を動かし目を見開く

泣き声になり「○子よ~叔母様、叔母様!」。。。。。


入院前日、電話でかなり長く話しをたらしく、元気な声を聞いているだけに

其の姑とはあまりにもかけ離れ過ぎている現状にショックを受けるのも仕方のない事だと思った

私は、反応が少しでも有りますように、と気をもんで見守るだけだ


この後、H医師が今後の方針を話したい、と言うので個室で面談、N看護師も同席

結局いつもと大して変わらない 其の中で「胃ろう」の話が出る
鼻の管は本人にすればかなりの負担でストレスになるので、胃に穴を開けてそこから直接栄養を送る。

そうすれば、嚥下の訓練がしやすいし、入れ歯も入れるのが可能になる
また歯科医を呼んで交渉してみる、又嚥下のテストもする。

胃ろうは口から食べられるようになれば引き抜く事は簡単で、直ぐ穴は埋まる。
其の後、また、姑の現在の住まいである、マンションの話が出る
家賃を今、留守の状態で払っているのはもったいない
残念ではあるが、元どうりの生活が出来る確率はほぼ、ありえない
解約をして、早く「特養」なり「療養型施設」を申し込んだ方がいい。
と言う話を再びされる

この話の中で医師が「杖をついて、、、どうの」、「認知が進んだら、どうの・・」

と言う話し方をしたので
「入院する時は杖などついてないし、持っても無い!。
      認知は何度も言っているように無かったし
          看護師さん達も知っている通り、手術前は極当たり前の会話をしてシャンとしていた」
と訂正しておいた

この時「昨日 『介護5』 の判定が下りた」事を伝える
N看護士は「5ですか・・・複雑ですがどんなばあいでも最高の援助が受けられます」
医師は、「治療が長引いて申し訳ありません」と言って頭を下げた。

だが、のちの調べて判った事だが、この「5」は確かに介護を受けるには有利かもしれないが

其のほかの面で非常に理不尽なことが多いのも確かであった。頭が痛い

四人で姑のベッドに行く。

姑を見るなりH医師が「顔が赤いな、熱が有る・・」
N看護師が直ぐ「クールニング開始」(だったか?)の指示を出す

姑が目を開けたので

「H先生よ、お姑さんの病気を治してくれた先生、悪いところを取っちゃってくれたよ」

に暫く、ボ~~~っとしている。

H医師の携帯(院内)が鳴り、カーテンの外へ出て行こうとする医師の背中に向かって姑が大声で

     「△×*#★Ζ○!!!」と叫んだのである! (゜ロ゜;)驚き!

しかし、何を言ってるのか判らなかった

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其の次の日だった

眠っている姑の顔を、みつめていたら突然目をパッチリ開けてジーっと見つめ返えす事、暫し

突然顔が歪んだかと思ったら、 オイオイ泣き始めた


「どうしたの?心配しなくていいよ、何もしないからね」 と言うとますます声を上げて泣き始める


   帰ってきたのだ~!(*^▽^*)!  何度も抱きしめ頬ずりをする

「長すぎだよ~待ちくたびれたよ!お帰り、お姑さん~♪」



ワーンワーン、大きな声で泣く、夫が何を言っても、私が何を話しても泣く、泣く・・・・

「エーン~エーン」赤子のように泣く姑を、他の看護師が心配して見に来る

「あんまり悲しそうな声だから・・・」と言って心配そうにして見学(苦笑


感情の変化が殆どなかった姑

今迄の分を取り返すかのように「え~~ん、え~~ん」

いつまでも溢れ出た感情の波は止みませんでした。

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この間、昨日入室してきた50歳位の男性患者Aさん
   Aさん 「マウスピースが無い!」
看護師 「マウスピース???どんなのですか?」
   Aさん 「ミッキーマウスのマウスピース・・・」
看護師 「ミッキーマウスーの???見ませんでしたよ、どこに置いたんですか?」
   Aさん 「・・・・・・」
看護師 「おうちに置いてあるんじゃないですか?ここは病院ですよ、」
   Aさん 「病院?じゃミッキーマウスのマウスピースは無いのか?じゃ、俺の入れ歯は?」
看護師 「Aさん入れ歯なんかしてないですよ、全部ご自分の歯です、立派な歯がありますよ」
完全に 「術後せん妄」 に陥っている。


昨日手術したにもかかわらず、目を離すと直ぐベッドから降り歩いてどこかへ行こうとする

足元のマットは、 乗るとナースセンターのブザーが鳴る ので、看護師がすっ飛んでくる

看護師 「Aさんどうしました?」

   Aさん 「ミッキーマウスのマウスピース取りに行く」・・・・


    この日はず~~~とこの繰り返し、点滴の管と尿管を引きずって、歩いてしまう、

看護師 「Aさんは昨日手術したばかりで傷が治っていません、まだベッドに寝ていて下さいね」

   Aさん 「ハイ。。。」


どのような、トンチンカンな事を言っても「認知」では無いので其の都度現在の状況を言って聞かせる


    このAさん、「シリーズ」で、

  次の日は 「青空丸はどうした!?」で、「オイ!青空丸呼んで来てくれ」
   
看護師  「青空丸? 私解りません、青空丸って何ですか?」

  Aさん  「キミ!青空丸も知らないのか? あの青空丸だよ!」

看護師  「あの、青空丸って?どの青空丸ですか?」

      其の次の日は「1億5千万が、もし本当だったらどうしよう!」・・・毎日日替わり

一日中同じお題。。。その都度会話は違うが、お題は同じ^^;

看護師は、あちらで患者が呼ぶブザー鳴り(乙女の祈りの曲)こちらでも、・・・・

それでも根気よく話に付き合いキチンと状況説明をしている

       (私は申し訳ないけど、今日は何だ?と楽しみにしている)


其の日は帰宅後、我が家でも「ミッキーマウスのマウスピース」に話題が盛り上がった^^;

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観察室は早い人で三日、遅くても大体一週間くらいで自分の部屋へ戻って行く(せん妄から覚める)

入れ替わり立ち替わり「せん妄状態」の色々な患者が来ては出て行き・・・

           今、姑は観察室の「主」になってしまった
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コメント(24)

お義母様 帰ってきたんですね。
そのまま あっちの世界のままだったらどうしよう・・・って私も不安でした。 そんなに大泣きされるなんて こっちまでウルウルです。
こうやって 急に元に戻るものなんですか? すごく不思議です。削除
2009/2/19(木) 午前 11:29夏ママ返信する
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ん~、確かに不思議なものですねぇ…。
でも、冒頭の『ちっちゃ』はないよなぁ。病院ってそんなところかもしれませんが。削除
2009/2/19(木) 午後 0:38SAM返信する
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戻ってきてくれたんですね!よかったよかった!
色々と理不尽なことはあるでしょうけど、まずは第一歩ですね。削除
2009/2/19(木) 午後 4:45[ テラ ]返信する
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主になる。ということは、知らなくても良い世界を知ってしまうこともあるのですね・・ε-(;ーωーA フゥ
『泣く行為』の大切さを、あらためて実感してしまいます。。削除
2009/2/19(木) 午後 11:10[ rin ]返信する

(131)【片道切符】風間一輝

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(o^-^o)(o^-^o)(o^-^o)(o^-
1998年8月25日初版第1刷発行
光文社  
単行本 295ページ 1,600円.
図書館で借りる


前に読んだ「漂泊者」も,
この本もかなり汚れている。予約はゼロ。10年前の本だ。


それにしても!ですよ、この「片道っ切符」と前回の「漂泊者」の表紙は、チトね~(;一_一) 頂けませぬぞ

ぜ~んぜん風間一輝らしく無い!多分主人公をイメージしているんだろうけど、ぶち壊しでございますぞぃ(号泣



一昔前のベストセラーって何だっけ?と思うくらい目まぐるしく「売れっ子作家」が入れ替わる

今の「売れっ子作家の本」はほとんど読む事はない、

図書館で借りようと思えば気が遠くなるような順番待ち

読みたい本を、いちいち新書で買うほどの財力も無い

結局古本屋で「何となく」購入した本を読むか、
「評判の本」をリストアップして古本屋さんで少々遅ればせながら読むか・・・

私は多分、性格的に個性が強いので(モノも言い方ですナ^^;)世間様とは好みのものにズレが有るようだ

だから今のところはこんな本選びで満足している。(強がり入ってマス)

古本屋で何となく買った本にのめりこんでしまったのが、この 「風間一輝」



ハードボイルドなど、およそ縁が無かったのに・・・・

元はと言えば、平積みしてあった「片雲流れて」の表紙が気に入って買ってしまったのが始まりだった



風間氏は、残念ながら10年前に亡くなっており、「風間」の名前で出版している本はあと2冊くらいで
読み終えてしまう事になる


こんなに続けざまに同じ著者の本を読んだことは今までに無い

流石にそろそろ飽きては来たが、こうなったら全部読むぞ!



寝る前に布団の中で読むハードボイルド・・・・いい夢は見られないナ (-o-)


今回は殺し屋の話でございます

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「冥土の土産」「地獄の沙汰も」「三途の川」の3篇。

文庫本で再出版した時に、もう1篇最後に追加したらしい。



そうと知っていれば、最初から文庫本を借りるんだった! ><;


だってこの本に限り、最後がいつもの 風間一輝 風、では無いんだもの・・・・

そっか~~おまけ付けたんだ^^

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主人公は「烏堂勲」殺し屋。

用心深い、慎重、「臆病でなければこの稼業は務まらない」が口癖。

「殺る前に、一つだけ面白い話を聞かせてやろうか」

    銃口を「俺」に向けたままで、種村は嫌みな笑顔を見せた。

                「よく言うだろ、冥土の土産ってやつだよ」



目の前の殺し屋の銃口から間一髪で逃れた 「俺」、烏堂 (うどう)

聞きそこなった冥土の土産話が気になって、自分を狙った黒幕を推理する

何しろ自分も同業者。まずは裏切り者探しから…。



この事件から烏堂 は殺す前に

「殺る前に、一つだけ面白い話を聞かせてやろうかよく言うだろ、冥土の土産ってやつだよ」

を決めゼリフにしている。


ここにも、逃亡者の「室井さん」とインテリヤクザの「国分親分」が出てくる

脇役も個性豊かで「烏堂」が霞んでしまう位プロフェッショナルなカッコいい奴満載



「三途の川」の頃になるとチョィト雑な作りと言おうか、あまりにもトントンうまく行き過ぎてあくびをしながら読む



が。。。。そこはやっぱり風間一輝さん、やりますよ!!う~~~ん

こう終わったか。この終わり方はファンでもだれも想像はしなかったと思うなぁ

最後の「烏堂」は可愛いのであります。
                      。。。と言ってる時か?!!これでいいのか??

文庫本予約しなきゃ!!!

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ハイ!図書館んで借りました
最終の「成仏しろ」の短編を読むためだけに、予約しました^^

「三途の川」で完結したいたものを、死んだ筈の「烏堂」が生き返るのであります
そして不良アメリカ海兵隊員とまたひと悶着起こし死闘を広げるのですが
これ、やっぱりない方がよかった、絶対!

でも風間先生たぶんこの「烏堂」さん、シリーズ化するつもりじゃなかったのでしょうか
だからわざわざ書き足した。文庫本のままの方が数段カッコよかったと思うなぁ。
少々ガッカリでした。

【輸血始まる】(7)

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H先生が来て夫と3人で話しているうちに、B棟フロア看護主任?が来て・・・

普段あまり接したことのないA、Bの2人の看護師が来る????

それに姑の係りのS看護師が集まる。???こんな事は無かった。

忙しい看護士がこんなに一人の患者に関わる事など有り得ない。


何の前触れも無い??何なんだ?

其の5人と我々夫婦の7人が姑のベッドを囲む


H先生が言うには
「お腹の方は大分良くなっているが、腸の動きがまだ活発で無い、連日の発熱の原因が分からない。

  話をさせたいので入れ歯の合ったものをつけさせたい(痩せて入れ歯があわなくなっている?)

  歯科医は病院が手配して呼んで診てもらうので心配ないので、費用の方だけを話し合ってほしい

傍らのA看護師が
  「病院には歯科が無いので近くの歯科医にこちらから連絡します。
                            何か事前にご希望はありますか?」

私は「出来る限り保険でまかなっていただきたいですが、賄えない分は頑張ります^^;」とお願いする
(後日、鼻に管が入ってる間は無理、本人の意識がはっきりしなくては出来ない。と言う事で、この話は立ち消えになった)

そんな話をしているうちに
「車いすで退院したら・・」とか、「今のマンションは管が付いていても受け入れてくれるのか?」

話が退院の方向へ動いてゆく


今のマンションは入院前に「たとえ管が何本になろうともお世話します」と言う話をもらっている

ストマは勿論問題ない。


しかし今のマンションは施設ではなく「老人向けに作ってある民間のマンション」なので、

看護師は昼間はいるものの、夜は帰ってしまうし夜勤は一人。
今の状態で帰るのはとても無理である事と、
                こんな状態で帰っても広いマンションにいる意味が無い。
事を言った

看護主任は大きくうなずいていたが

「福祉相談室に手配をするので諸々の心配なことは相談すればよいし、

特養や、療養型の施設に入居するのなら、早く申し込まなければ・・・
みたいな話が出る


おいおい!Σ(!? ̄Д ̄) まさか! この状態のまま退院させる なんて事を考えているんではあるまいね




H先生が「介護認定診断書」で迷っていると 言う


(゚ロ゚;)エェッ!?、まだ出していなかったの~!!正月明けには出してくれたものとばかり思っていたのに!

なかなか届かないなぁと思っていたら!!!!!まだ書いてないんですかぃ!!(≧◇≦)


H医師 「手術した当時の状況でで出すか、現状で出すかどうか迷っている」 のだと言う

即! 「現状でお願いします (。・ˇ_ˇ・。╬!」 とキレそうになってしまった


看護主任、「ウンウン」。。。。


早く出しておくれ~~~~(ㆆ_ㆆㆀ


その他かなり色々な方向に話が進んだ

ベッドを取り囲んでああでもないこうでもない・・

なんとも賑やかな会話の真ん中で、姑は眠ってばかり・・・・

もう眠くなるような薬はいっさい使ってないと言う・・・・この爆睡は何なんだ?



この頃、反応したと言えば「お姑さんはお兄ちゃんのお母さんだよね~♪」に、かすか口元が動いた気がした


熱が相変わらず出たり引っ込んだり、この日は8度4分。氷枕をして両脇にも股にも挟まれている

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自宅にH医師から「貧血が進んでいる、鉄剤では追いつかないかもしれないので輸血をする」
と電話が有ったのもこの頃

腸閉そく無し、肺炎無し、栄養900CC、輸血240CC。。。。


数日後、福祉相談室の予約の日が来たので、多方面にわたり話をし、聞く。

若く綺麗で可愛い、「福祉相談士」さん (^ー^* ) 
マンションは出費が大変ですから解約し、施設を予約しておいたらどうか

施設には色々あって、費用はどのくらいかかって、手配はこちら(病院)でします

と言う事だった。

ここでも、退院後の話。。。

私は、話をハッキリさせたいので
姑は「もっと生きていたい、旅行もしたいし、美味しいものも食べたい。
                            だから手術をする。と言って

自分で入院の手続き用紙にサインし、持ち物は用紙を見ながら、全部自分で支度をしました

ここに来るのだって車で送っては来ましたが、自分の足で歩いて来たんですよ。

腸の手術をして歩行もままならなくなるなんて、本人は考えても無かったと思います!

認知もマンションの看護師さんに何度も聞きましたが

「認知はありません。もし、有ったとしても、極初期です。」と言ってました。

退院は100歩譲っても、

口から自分で食事が出来、介助があれば歩けるくらいに回復して頂かなくては退院は無理です。」
彼女は話を良く聞き、「そうですね。そうですよね」。

その他微に入り細に渡り実に細やかな話をするも、

結局、姑の治癒の方向が全く見えないので、「今後話」の進めようが無かった。


私が 「数日前に介護認定診断書を出してくれるように催促しましたが・・」 に

「 !゚Д゚)えっ!未だ出してないんですか!(怒! H先生でしたよね 」

即携帯で何やら連絡し。。。。「 必ず今日明日中に提出します (`・ω・´) キッパリ。 

                     早くしないと。。。え~と遡って。。。ギリギリですか・・・」


このお嬢さん、凄い、優柔不断なH医師のケツを叩いた(爆

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発熱は続き、相変わらず氷枕を抱かされている

開いた目をのぞくと、焦点が定まらない「トロ~ン」とした「不気味」な目



・・・・いやな予感がした

「もしかしたら、姑はこのまま助からないのではなかろうか?」

この時、夫も同じことを考えていたと言う


昨日読んだ「悪性症候群」の文字が頭をかすめる



しかし、次の日は私の持って行った「世界温泉めぐり入浴剤」の「草津の湯」を入れ、

スマップの「世界に一つの花」を聞きながら、お風呂に入れてもらったと言う


髪の毛は、可愛らしく左右に編みこみ^^N看護師さんだ。感謝感謝。

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白衣をなびかせた若い医師が入ってきたと思ったら

派手にカーテンをめくって隣のじいちゃんのベッドに行った



爺ちゃん耳が遠いいので、ここに来ると皆大声で話すので、嫌でも聞こえる
医師「○○さん、ここは消化器病棟で○○さんは最初腸閉塞で来たんですからそちらの治療はします
    でも整形外科が有るからと言ってここでこのままずーっと足のリハビリはできません

    大体!義足だってここで作ったものではないんでしょ!
    リハビリは治す為にするもので、アナタはもぅこれ以上治りません! (・`ω・)キッパリ!

    ひと月やって治らないものは、1年やっても治りません! (・`ω・)キッパリ
    もし、整形にかかりたいのなら、一度出て!入り直してください

奥様「あの、看護師さんとの話では・・・(よく聞き取れない)・・・で、
                           そういう話が出たからしただけで・・・」
 
医師「大体!今日は休日で、本来ならば、私はいません!
       たまたま手術が有ったからぁ、いたのでこうして来ましたが、
                      質問が有るなら診療時間内に来て下さいっ!」

奥様「あの・・・・よくわかっています。たまたま○○さんがどうじゃらこうじゃら・・・」

どうやら話に行き違いが有り、看護師が「一応」医師の耳に入れた事を、血気盛んなこの青年医師が
何やら勘違いをし文句を言いにきたらしく、だらだらがみがみと「早く出て行け」と言わんばかりの話をしている


爺ちゃんは眠っているのか?

いくら大声を出したって耳が遠いいから、我関せず、で眠っているのか?全く声ひとつ出さない

「オイオイ!奥さん窮地に追い込まれてるぞ!!じ~ちゃんてば!(´Д`ヽ)」

      若い医師は「これでもか!」と言うほど厭味を言っている

医師「私が今まで観察していた結果○○さんの性格からしても、 これ以上やっても無理です!」
     (なにをやるのか?リハビリか???)腸閉そくの治療か??消化器だからなぁ??

気の毒に最後の方は奥さんの声は全く聞こえなくなり、医師の声だけがクドクド続く


生意気な奴!カーテン越しに怒鳴りたくなってしまう

「 (●`・3・)オイ!具合が悪い患者にその言い方はないだろー!

アンタも医者だろーがー!患者を治すのが目的なんじゃないのかぃ!

年寄りがトンチンカンなことを言ったら普通に説明すればいいんじゃないのか?

言いたいことは我々にはよくわかる。


「腸閉そく出来たのについでだからと足のリハビリをするわけにはいかないそれなら整形に手続きをし直せ」

ということなのよね?


それを嫌みたっぷりに病院の仕組みも分からない年取った家族に・・・そんな言い方するか?

クドクドと・・・言わなくていい事まで言っている、

時間外だと恩着せがましく!そんなこといちいち言いに来るな!!(`Д´#)」



医師「私は××先生班の林と言います。」と最後に名乗っていった。


夫が「あいつ、多分ここにはいられないな、あの若さであれじゃ淘汰されるぞ、多分下っ端のやつだ」

後で調べたら .ヽ(;゚;∀;゚; )ノ ブッ!一番下に名前が出ていた。

痩せて髪は稲垣五郎風、ひょろひょろの足にサンダル、白衣の前を全部開いて肩で風を切って去って行った

神経質そうな奴。。。。。


カーテンの向こう、可哀そうに、シーンと静まり返っている

この病棟の医者と看護師は皆、親切で優しい。あんな医師もいたんだ・・・・ただ呆れた。

後味の悪い出来事だった。

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コメント(24)
きなこさんお疲れ様。このところ病院と縁の薄い生活をしていました。
兄の入院で病院を訪ねるとそれはそれは大きな病院に入院患者さんがいっぱい、そして家族も・・・。
大変な生活がそれぞれあると思うと健康のありがたさに改めてきずかされました。
年を取るって切ないですよね、本人も見るほうも。
見るほうが健康でないと見てあげることも出来ませんくれぐれも黄な粉さんご夫婦の健康第一で進んでくださいね。
無理は禁物よ。少しでも光が見えると良いですね、お大事に。
2009/2/13(金) 午後 5:28pochasann返信する
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どこの病院でもやはり同じような問題があるんですね。治っていないうちに退院や転院の話しを持ち出されるのは不安ですよね。結局システムの問題が大きな原因なんだと思います。最近、病院で後味が悪くなる事が急激に増えているのは残念なことです。削除
2009/2/13(金) 午後 5:49[ テラ ]返信する
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病院生活はもうこりごり・・健康が一番いいよねえ~削除
2009/2/13(金) 午後 9:03春おじさん返信する
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色んな人がいます。医者だって、先生だって、弁護士だって、変なヤツはヘンです。でも、人間の根幹に関わってくる大事なことを任せるためにはよほどの教育と資質が必要なのに、そこのところが全く対応できていない日本の社会に疑問を感じたりします…。削除
2009/2/13(金) 午後 10:15SAM返信する
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せちがらい世の中です。ほんと。安心して入院することもままなりません。
病院は、国から早く退院させろと圧力をかけられ
患者様からは軽薄な仕打ちをされるとののしられ・・・。
医療システムがもう少しうまく回ってくれたらなああ・・と感じます
キナコさんも 気が張ることもあると思いますが体調に気をつけてくださいね削除
2009/2/13(金) 午後 10:24ツムジ丸返信する

(130)【漂泊者(ながれもの)】風間一輝

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(o^-^o)(o^-^o)(o^-^o)(o^
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1993年11月10日 第一刷発行
(株)青樹社
300ページ  1600円 
単行本
図書館で借りる

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横浜が舞台、主人公は 
調査対象者の弱みを握れば、それを種に平気で、ゆすりたかりは働くし、調査の過程で恐喝もする、
窃盗まがいのこともする「典型的な悪徳探偵」

過去に犯した犯罪の時効成立を待っているので警察には近づかない  元プロボクサー「室井辰彦」

風間一輝のシリーズ
この「漂泊者」で初めて「国分隆雄」と「室井辰彦」の出会いが書かれていた
「国分隆雄」の父親はかつて暴力団の組長だった

其の息子の彼は当時、東北大学法学部在籍中で頭脳明晰、剣道五段の腕前

彼は父親とは全く違う道を歩んでおり、父親には後は継がなくてもよいと言われていた

彼には恋人がおり、卒業を待って結婚することになっていた

其の寸前、ちょっとした行き違いから両親と恋人が「やくざの抗争」に巻き込まれ殺され

自分だけが取り残された


彼は日本を飛び出した。

彼はひとり砂嵐のサハラ砂漠にいたのである

このサハラで「国分」は「室井」に助けられた。

そのいきさつについてはほんの数行しか書いてなかったが実に面白かった

ここで、この二人の強い結びつきが生まれる

結びつきと言っても心の中で勝手に「国分」が「室井」を慕っているだけで、室井は居所も連絡先も何も言わない。

そんな事は室井にとってはどうでもいい事のだ

池袋を根城とする室井の所にわざわざ横浜から調査依頼人がやってきた

それは
横浜の教会で養護施設新設を計画した途端、周辺の住民から反対運動が起きた

そして関係者に悪質な嫌がらせが始まった

困った牧師が伝手を頼って室井の所へ調査依頼にきたわけであった


金にならないこんな事件の調査は例の如く報告書も適当に書いて終わらせるつもりが事は意外な方に事が運んで行く

暴力団が裏に絡んでる。と思ったとたん依頼人の教会の盲目の娘が誘拐される

ここで国分組長が絡んで来るからたまらない



サハラ砂漠での別れから12年がたっていた。



学生だった国分は今や暴力団の組長。


室井と国分のキャラクターが個性的であるがゆえに二人の会話は絶妙

醒めて冷酷なる二人がお互いの恥ずかしい事を暴露しあい笑い合う場面は面白かった

風間一輝シリーズ、「漂泊者」はもっと前に読むべきだったかも知れない

まだまだ風間一輝は続くのだ。

【困らせないから…】(6)

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年が明けて元旦

看護師さんがディルームに行って 【初日の出】 を見せてくれたらしいのですが
姑は、ずーっと眠っていたと聞きました。何ともったいない!(苦笑

そのせいか昼間はしっかり起きています

何か話そうとしているのですが声が出ないのでわかりません

さかんに手を合わす仕草をしています

「ベッドに戻る?」コックリ頷く。「座ってた方がいい?」またコックリ・・・

しかし言ってることに反応すると言う事は少しの進歩です



この頃、富士山と夕陽を眺めながら夫と今後の事などを話していたら

隣で車椅子の姑が、かすかだが 「感謝」 と言ったような気がし、ふたりで顔を見合せてしまったことが有りました


また、管が入ってる鼻は「ハナクソ」でビッシリと詰まっていたので、

嫌がりましたが、そーっと取って見せ、

「こんなにデッカイ鼻くちょが取れたよ!^^v」 と見せたら、目を丸くし、驚いた顔で私の目をまっすぐに見ました

これは、もう、ハッキリ「意思のある顔」。もしかした戻るかも知れない!と希望が湧きました




この頃から頻繁に熱を出し始め、車いすに乗る回数が減ってきました

いつもうつらうつらとしては目覚め、またうつらうつら・・・

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ある時、姑の手や足のマッサージをしていたら涙半粒。。。

【困らせないから・・・】と言ったような気がしました


姑とは相性は良いものの、そこはやはり 「嫁、姑、」おまけに長男の嫁、

小競り合いは勿論の事、夫も交えて壮絶なバトルを繰り返した事もありました
原因は姑の金遣いの荒さ、被害妄想なまでに怖がりで異常な程の用心深さ

お墓のお線香の火まで危ないからと、今付けたばかりの火を消して帰ると言ったり

少しの間留守をするのに、危ないからと冷蔵庫の電源を切る、と言ってみたり、

絶対行く筈のない旅行をしたいと言って計画させ、イザ予約を取る段になると行かない。。。

私たちの反対するような事を敢て言ったりしたりして楽しんでるようなフシが有りました


病院に診察を受けに行くため、私の家に泊りに来ていた時の事

必要外なまでの大金、やカードを持ってきて、それを全部バッグに入れて行こうとするので

置き忘れたりするといけないから置いてゆけば?と言えば

「留守に泥棒が入ったらアナタ責任とってくれるの?」・・・・

「泥棒が入った時のことまで責任取れません (´A`;)」

「じゃ持って行くわ。。。。」

このようなことが度々あり、その度に

「うちに来る時はそんな大金持ってこないでよ!ヽ( `□′)ノ」苦笑・・・


嫁いだころは舅もバリバリ働いていましたので、姑は何不自由なく好き放題にお金を使っていました

でも舅が亡くなって、今まで通りの生活をして行ば行き詰まるのは目に見えていました

私はいつも姑に
自分のお金は全部使って構わない、残せとは言いません、でも長寿の時代、

病気になってどれだけお金がかかるかお父さんや叔母様を見ていて解るでしょ?

(舅も姑の従妹も数ヵ月の闘病の結果亡くなっています。個室でしたので費用は莫大でした)

葬式代なんて私たちが責任持ちますが、生きてる間の生活費までは面倒見られませんヽ( `□′)ノガーガー!

収入が無いのならば、私が働いてでも作ります

でもお姑さんは私たちより数段優雅な生活をしてるでしょ

それも自分で使うお金ならいざ知らず、誰彼見境なく大盤振る舞い

そんな事は人に借金してまでもする事じゃないでしょヽ( `□′)ノガーガー!

そんなお姑さんがいくら「お金を貸して」と言ったって

               お姑さんに貸すお金は家にはありませんヽ( `□′)ノキッパリ
浪費癖はいまだに直っていません(-ω-;)。それやこれやで、小競り合い多発。。。苦笑

【困らせないから・・・】 は、多分其れらの事を言っているのだと思いました

「クソババァが!o(`ω´*)o」と思ったことも数知れず。。。苦笑


しかし、今となってはそんな事など、「恩讐の彼方」です

自分でも不思議だと思うくらい、今は姑が愛おしくてなりません

が!これで姑が元気になれば、また壮絶にバトルが始まると思いますが、今は「休戦」です

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その後、いつ行っても爆睡していることが多くなり、肩を叩いても、耳元で大声で呼んでも

それまでマッサージを嫌がり腕を触っても拒否反応を示していたのが、何をしても爆睡・・・・

多分睡眠剤のせいではなかろうかと思いました



腸に造影剤を入れて撮ったレントゲン写真を見ながらH先生が説明してくれました

「発熱は続くが肺炎の心配はない。腸の動きが悪いので造影剤を入れて写したが腸閉そくの心配もない。

点滴だけではどうしても栄養が不足してくるので栄養剤を点滴したいが

片口や首から入れると何かの拍子で針が折れると怖いので太腿から入れるかもしれない」

と言う事でした



このところあまりにも眠り方が異常なので、それを言ったら

「昼夜逆転しないように安定剤を入れている」との事でした


ですがそれもおかしい話で、この頃、看護師さんの話だと、

夜騒ぐこともなくなり、良く眠ると言う事ですし、手を拘束することもなくなっていました

こんなに昼夜寝てばかりいたら機能だってどんどん退化するばかりでなないのか?

「睡眠剤を減らす」といっていました。当然でしょう!もっと早く気付いてください!


其のあくる日行ってみたら!! (; ̄□ ̄)えっ?!

リハビリの先生がそばにいたものの、支え無しで、ベッドに座っている!!

眠る薬を止めたので今日はずーっと起きていたらしいです

さかんに口をもごもご動かし何か言たそう、ゆっくり「なぁに?」と聞いたら

看護師さんに「ありがとうございましムニャムニャ」と言ったのがかすかに読み取れました

看護師さんと「目」で「言ってたよね!^^v」と話しました。

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姑がいる部屋は「監察室」と言ってガラス張り見通しの効く部屋
ピンクのカーテンで仕切りがしてあり各ベッドの上には監視カメラが付いている

向かいのベッドには、二日前に来た元気なおばあさん、多分75歳前後であろう

三度の食事を楽しみにしている。声はドデカイ。耳が遠いいのだろう

息子らしき50歳近い男性が見舞いに来ている

其の会話
母親 「あたしはどこも悪くない、病気じゃないよ」

息子「うん、何でもなかった、だから13日に退院だよ」

母親 「だったらなんでわたしがここにいるんだよ!」

息子「○○先生が検査しろって言ったろ?
        だから、検査したんだろ、その結果どこも悪くないから退院するんだよ!」

母親 「13日退院?今日は何日だっけ?」

息子「11日」

母親 「今日はご飯食べられるの?」

息子「あぁ、でもまだ3時だから・・・飯は6時だと」

母親 「そうか、いつまでここにいなきゃならないんだぃ?」

息子「だから!13日に退院だっていったろ~」

母親 「今日は何日?」

息子「11日だよ」

母親 「あたしは病気じゃないのに、何で病院に来なきゃならないんだよ!」

息子「だーかーら~!検査の為に入院したんだろ!」

母親 「何で入院するんだよ!あたしは病気じゃないよ!」

息子「だから!検査で何でもなかったから13日に退院するんじゃないか!」

母親 「今日は何日?」


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。延々この繰り返し。

当人たちは「大まじめ」である


その間を縫って看護師が来て、

「○○さんはご長男さんですか?」。  

息子「ハイ長男さんです!」

ナース「お母様の近くに住んでいられるのは二男さんでしたよね?
                    一番お母様の事わかってらっしゃる方。。。」

息子「おふくろは二男が見てます」

ナース「退院に関してのお話が有るんですけど、今日二男さんはいらっしゃいますか?」

息子「どーーかなー?今日は来ないと思いますが」

ナーズ「退院の手続きやら退院後の生活についての話やら、色々ありますので
             退院前に いつも御母さんのお世話してる方とお話したいんですが・・・」

息子「退院の時に二男がきますけど・・・」

ナース「ですから、退院に関しての話やら手続きなので
          【退院日の前の明日までに】一度きていただきたいんですけど」

息子「ハイですから退院前に二男が来ます」

ナース「じゃ明日来ていただけるんですね」

息子「いや、だから!退院する時に、二男が迎えに来ると言ってます」

ナース「ですから!退院する前の日に今後の事とか、退院手続きの事とかお話が有りますので。。」

息子「ですから!弟が退院の時に迎えに来ます」

ナース「退院時では間に合わないんです。明日はどなたかいらっしゃいますか?」

息子「私は来ません。弟は退院時に来ると言ってますが・・・」

ナース「・・・ (´A`;)・・・・・・」

息子「????」
いやはやナースは大変だ、頭が下がります。 ┏(:)

このあと、母子で歴史の話が始り、

雅子様の話から、昭和天皇、大正天皇、明治天皇へとさかのぼり、

誠にトンチンカンな、しかし興味深く、恐れ多い話が続くのでありました。


私たち夫婦、声を押し殺して爆笑!!涙が出ておかしくて ( ゜^口^゜)゜ギャハハハ・・・・

傍らのベッドで姑はスヤスヤ・・・・平和。。。なのか?。。。。

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【2008年大晦日】(5)

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H医師から自宅に電話がありました

「腸閉塞気味なので鼻から管を通したいが、小腸迄届かない場合お腹に穴を開けなければならない」
と言う事の了承を得る為の電話でした

夫の帰宅を待って直ぐ病院へ行きましたが、結局鼻から管を通したようでした



其の日、装具交換中は非常に嫌がり、また手で払いのけようとし、夫が手を押さえていました

それでも、終わると片手で拝むしぐさをするので、私の方がせつなくなってしまい、思わず抱きしめました

この日はかなり意識がはっきりしていまして、「氷が食べたい」と言うので

「ほんの少しだけ」と言う許可を得、小さいものをしゃぶらせました。

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姑が「見ちゃったでしょ・・・自信無くしちゃった・・・」と言ったのもこの頃でした

ドキッとしましたが、敢えて

「位置がちょっと上の方に移動しただけじゃない。 な~んも変わらないよ」とサラりと流しましたが、

其の言葉を聞いた私の方がショックでした。




それから数日、目には力が有り、かなり「素」の顔に近くなってきていました

が、それとは逆に、口を真一文字に結び、声を出さなくなりました

何を言ってもキリリと結んだ口は動かず、「意地でも喋るもんか!」と言う感じで

我々を拒否しているように思えました



夫と代わる代わる、思い出話や(昨年の今頃姑の誕生日の時のエピソード)

これからの事「必ず家へ連れて帰るから、赤い車でお兄ちゃんと一緒に帰ろうね」

と言う話をしているうちに、

真一文字に結んだ口が震え出し、うっすら涙が滲んで来ました

しかし、ひと言も発せず、でも何かの拍子にうなずく

しかもそのうなずき方は反応が早く、反射的に返事をしている感じ・・・


本人は無表情でしたが、かなり「良い時」の方が多く

この分では「せん妄状態」から脱出しかけて、「正気」に戻る気がしていました

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しかしそれっきり良い方には向かず、それどころか物事の認識が益々出来なくなっており

私達がいない時は、車椅子に乗っているときでも手を拘束されていました、

私達が来れば外すからいいけど、もしいない時に見舞客でも来たら・・・・


手は拘束され、鼻から管は通り、入れ歯も外しているし(下の自分の数本の歯が牙のように見えて不気味です)

お洒落でプライドが高い姑の身になれば「絶対こんな姿人には見られたくない」と思うと思いました

手術から日にちも大分経ち、「お見舞いに伺いたい」と言う電話がかかり始めた頃でした

夫と相談し「もう少し待っていただこう」と言う事にして、お見舞いは一切遠慮願う事にしました

必ず「せん妄」からは抜ける時が来る。と思っていましたから。。。。



点滴液が漏れたらしく左手が腫れあがり、右手も少し腫れています

話しかけても全く反応せず、目はトロ~ンとしていますし、よだれをたらし始めました

今までには全く無かったことです

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ディルームは年も押し迫って来てから、人はまばらになり、いつもよりガランとして寒く感じました

窓からは、燃えるようなオレンジ色の空に、黒いシルェットの富士山が美しく

夫と一緒に、沈んで行く夕陽に、治癒の願いを込めて手を合わせました

姑にもに私の手を添えて拝ませました

「 お姑さん今年最後の夕陽だよ、今日は大晦日、明日はもうお正月だよ」

どのくらい解っているのか、オレンジ色の夕陽をじーっと見つめていました(30秒と続きませんが (ーー;)

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病室に帰ったら隣の例の爺ちゃんのベッドで、何か処置をしている様子


ナース 「○○さーん、楽にしていいですよ、力抜いて。。。。」

爺ちゃん「あ、ショ~ベン 出ちゃうよーーー!」

ナース 「あ! ショーベン出たぁ!」


|A`;)って!ナースは「ショーベン」って言うなぁぁぁ(><;;><)

点滴を替えに来ていたナースと顔を見合せて笑っちゃいました

爺ちゃんも年越しは病室か。。。。「どうぞ良いお年を。。。」なんて言えないよなぁ(-ω-; 

2008年最後の日でした。

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                姑の誕生日に贈ったバラ。恒例で歳の数だけ有ります。

【ホスピス】

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この所、暗い話題ばかりで・・・・

「ブログは明るい話題で!」と思っていたが、でも、仕方ない・・・

良く考えてみれば

「思いついた事や、日々の出来事を書き留める事」が当初の目的であったのだから

「今」はこう言う時期なのだ。と思い、あまり考えずに書留める事に。

         自分本位です。。。( -ω- )
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昨日、亡き舅の従妹??( かな?親類縁者が多く入り組んでます )を見舞いました

姑より前に胃ガンが発覚、本人が手術を拒否。 次女さんの所で在宅療養していました

姑の入院を知り、「お見舞いに行かなきゃ」と言う位の体力は有り、

其れまでお花を活けたり買い物に行ったりの体力は有ったそうです

そして、数日前「急変」の知らせが届きました


一度は虎の門病院に入院したものの、環境があまりにも悪い、というので

神奈川県下にある「ホスピス」に入ったそうでした



其の方「K子さん」の亡きご主人は

亡くなった舅と親戚の中でも仲が良く、住居もくっついて移動していました

舅は茅ヶ崎、Kさんは鎌倉。



舅が入院した当時、後を追うようにK子さんのご主人も同じ病院の下の階に入院し

舅より早く亡くなりました

舅には内緒で葬儀に出たのを覚えています



其の後を追うように舅は亡くなりました


この頃舅の親類の男性軍が3か月位の間に、前後して数人が亡くなりました



其のひと月前に私の父が亡くなりました。

其れまでいくつかの病床に見舞いの梯子をしたものでした



忘れもしない私も夫も新しい職を得、スタートした直後の事でした

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舅が亡くなった時、「Kさんと死ぬときまで一緒に逝かなくたっていいのに・・・」。と姑が嘆いていました



今回ホスピスに伺った時K子さんはやせ細り、面影をかすかに残した寝顔を窺えば、

もう時間の無い事がわかりました

彼女の長女さん、次女さん、と夫とは比較的親しくさせて頂いており、

積もる話が山ほど有る様でしたが、結局あの当時の事に話が及び長女さんが

「今回もママが○子叔母様(姑)を連れて行かないように、と良くお願いしなくちゃ」と

                            半分冗談のような、話をしていました


遭いたいと言った時に合わせておいて良かったけど、
(昨年夏姑をK子さんの所へ夫が車で連れて行き、K子さんは一人で姑のマンションを訪ねてきてます)

「もう一度ママを叔母様の所へお見舞いに連れて行ってあげればよかった」と言われ言葉に詰まりました


姑の見舞は今、どなたにも遠慮して頂いているからです

後の後悔先に立たず。無念でした。


帰る時、玄関の手前まで来たら、前を歩いていた長女さんが、パタっと止まり私達に「止まれ」の合図

亡くなった方のお見送りを従業員、看護師、患者さんがお見送りをしている所でした

毎日の光景だそうです



ホスピスを後にし、真っ白に雪化粧した大きな富士山を眺めて、夫と暫く無言になりました

この後、姑の所へ行きましたが、姑はそんな事知る由も無く、眠っていました。
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コメント(23)
なんとコメントして良いのやら。。。
でも、後悔しないように、「それでよかったんだ」って自分を信じてください。。。
命って、そう思わないと、やってられないところが多いですもん。。。削除
2009/2/2(月) 午後 2:59かじら返信する
.
続く時は続くんだよねぇ・・
昨年は葬儀ばっかりでした~
8年前は自分が危なかったのに・・今ではこんなに酒飲みになってしまってます・・削除
2009/2/2(月) 午後 7:26春おじさん返信する
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ホスピスって数が少なくてなかなか空床が出ないって印象です。これからは「緩和ケア病棟」と呼ばれる病床群が認可されるそうなので、多くの病院で部分的に終末期医療が充実するようになるのではないでしょうか。最期をむかえる準備とは大変なことですよね。削除
2009/2/2(月) 午後 8:02[ kir*ki*ahi*aru*5*217 ]返信する

アメリカ とイギリスの違い

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テレビを付けたら「アメラグ」をやっていた

我が家のチャンネル権は夫にある

と言うより私はテレビ番組表を見る事自体が面倒なので見ない^^;

ニュース、スポーツ、マーケット情報、旅、其の他は決まったドラマ(相棒・NHK大河ドラマなど)

大体こんな風な番組が流れている


今朝はアメラグ(ライスボール)

私、スポーツの中でも、防具を付けるスポーツで興味が有るのは剣道位


アメラグは何故あそこまで「防具」を付けなければならないのだ?

肉弾戦、というのはラグビーだって同じじゃないか

異様な肩パット、お尻パット、変なヘルメット、、、、防具が凶器にならないの?


そんな疑問を持ち、夫に尋ねなながら、チラ見 (?一_一)
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夫曰く「発祥の地」の違い、じゃないのか?

アメラグは文字通りアメリカ。

ラグビーはイギリス。

なるほどねぇ。。。。。

お国柄丸出しだ~ (゚・゚*)

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最近気になる事や、ブログにアップしようと思う事が有っても、

思っているうちに其の日は終わってしまい、次の日が始まるとシワの少ない脳は他の事で頭がいっぱいになり直ぐ忘れてしまう。

今朝は忘れぬうちに!(*゚∀゚)b
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